中国では暗号資産の取引を行わないこと、金融機関は取引に関わらないことという声明を出しました。韓国でも暗号資産への締め付けが強化されています。
先にご紹介したとおり、すでに暗号資産取引所をライセンス制にするという法案が可決され、09月24日にはかなり取引所が淘汰される予定ですが、ここにきてさらなる取引規制がかかろうとしています。
「回転売買」の禁止です。
株式などの取引をされる方ならご存じでしょうが、回転売買というのは同一の保証金を使って1日に何度も取引することです。「信用取引」というレバレッジを効かせた取引において可能で、うまくいけば1日で多くのもうけを出せます。
Money1で佐藤ボイラーが1日のうちに何回も取引を行っているのが記事になっていますが、これも回転売買です。彼の場合は何回も取引して結局その日はトータルで負け、チャンチャン♪というケースが多いのですが(笑)。
それはともかく、韓国政府は暗号資産における回転売買を禁止しようとしています。
取引量の縮小を狙ってのことですが、これが行われると取引所は大きな痛手です。理由は簡単で、取引所は「1取引ごとにかかる手数料」でもうけていますから、この規制によって取引回数が減少すると収入が減るのです。
ここまで締め付けが厳しくなると、もうからないからと廃業する取引所が出そうです。
(吉田ハンチング@dcp)