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韓国版「アイアンドーム」2035年までに配備「予算2.9兆ウォン」

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韓国メディア各紙に突然「韓国版アイアンドームの開発が進められる」といった記事が出て、読者を驚かせました。

読者の皆さんもご存じのことでしょうが、「アイアンドーム」とはイスラエルがアメリカ合衆国の資金協力の下開発し、すでに実戦運用されている防空システムです。敵が発射した砲弾、ロケット弾などをミサイルで迎撃します。

なぜ、にわかに韓国版アイアンドームの話が報道に出たかといいますと、2021年06月28日、韓国「防衛事業庁」が「第137回防衛事業推進委員会の結果」というプレスリリースを出したからです。


↑2021年06月28日付けプレスリリース

⇒参照・引用元:『韓国 防衛事業庁』公式サイト「第137回防衛事業推進委員会の結果」

このリリースでは委員会で上程された項目が列記されているのですが、その中に「①長射程砲の迎撃システム事業推進の基本戦略(案)」があるのです。

これがいわゆる「韓国版アイアンドーム」に該当し、リリースでは以下のように述べられています。

(前略)
●「長射程砲の迎撃システム事業」は、敵の長射程砲の脅威から国の重要施設や軍事セキュリティ設備を防護するために、国内の研究開発に長射程砲迎撃システムを確保する事業である。

今回の防推委では、本事業のこれらの獲得方法の事業推進の基本戦略(案)を審議/議決した。

――本事業を通じて敵の長射程砲の脅威への対応能力が強化はもちろん、国内の技術力の確保、国内雇用創出などが期待される。

事業期間:’22〜’35年(先行核心技術開発などを通じて、2年以上短縮推進)、総事業費:約2兆8,900億ウォン
(後略)

2022~2035年の事業で事業費は「2兆8,900億ウォン」(約2,832億円)とのこと。

先にご紹介したとおり、韓国の国防部は2020年08月に公表した「’21-’25国防中期計画」で「韓半島全域の弾道ミサイルの脅威に複合多層防御が可能なように、探知・指揮統制・迎撃に至るまでの弾道弾対応戦力の全段階を量的・質的に高度化していく」としていました。

また、当時の報道では「2030年に戦力化する」としていました。そのため、今回のプレスリリースには「先行核心技術開発などを通じて、2年以上短縮推進」と書いているのでしょう。しかし、2030年とするともう10年ありません。間に合うものなのでしょうか。

The Iron Dome: A Decade of Defending Israel's Skies

↑『Israel Defense Force』がYouTubeにアップしたアイアンドームの紹介動画

(吉田ハンチング@dcp)

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