2021年08月19日、韓国株式市場は全体として総崩れとなりました。
韓国メディアも一斉に「あーあ」という記事を出しています。KOSPIが「3,100」を、KOSDAQが「1,000」を割って下落したからです。
↑毎日経済の紙面/スクリーンショット。こんな写真をわざわざ使わなくてもいいのではないでしょうか⇒参照・引用元:『毎日経済』
まずKOSPI(韓国総合株価指数)をご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用:以下同/日足チャート)。
上掲のとおり、天井圏の戦いが続いていたのですが、高値を維持できず、まず08月05日に陰線に転じます。
次に08日連続して値を下げ、08月18日には陽線となりますが、19日には、05月中旬にダブルボトムを形成して上に跳ね返した支持線がついに破られました。
以下は韓国の新興株式市場であるKOSDAQです(同じく日足チャート)。
KOADAQの方も似たようなプライスアクションで、天井の抵抗線を抜くことができず、ダブルトップを形成して、下落に転じました。
根拠は若干薄いですが、赤い点線のレジサポ転換のラインで止まったと見ることもできるので、下落はここまでかもしれません(チャートというのは面白いものでファンダメンタルで動いてもテクニカルで止まるのです)。
ともあれ、19日は韓国の投資家の皆さんにとっては残念な日になりました。
韓国の投資家の皆さんが特に選好する株式をピックアップして動向を見ると以下のようになっています。
――というような状況で、850銘柄が下落しました。
さて本日です。間もなく2021年08月20日の韓国株式市場が開きます。
果たして本日は反発することができるでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)