韓国「国家債務」が1千兆を突破!文政権は5年間で国家の借金を1.6倍にした

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韓国政府2022年度の予算の概要が上がってきました。企画財政部によれば、604兆4,000億ウォン(約57兆4,180億円)となっています。

2021年度の558兆ウォン(約53兆100億円)の段階で超スーパー予算といわれていたのですが、2022年はこれを上回ります(この558兆ウォンには2回の補正予算分は入っていません)。

2021年から46兆4,000億ウォン(約4兆4,080億円)増えました。8.3%もの増加です。

文在寅政権は2017年に発足しましたが、この5年間の対前年同期比の支出増を年次で見ると以下のようになります。

文政権下での政府支出増(対前年同期比)推移
2018年:7.1%増加
2019年:9.5%増加
2020年:9.1%増加
2021年:8.9%増加
2022年:8.3%増加

計:対2017年で50.9%増加

積み上げるもので、合計すると対2017年比で韓国政府の支出は50.9%増加、つまり2022年には2017年の1.5倍に増えるのです。

韓国の国家債務1,000兆超え!対GDP比50.2%

これだけの支出を支えるのが税収でだけでは不可能なのは先にご紹介したとおりです。

そのため、現時点で2022年には77兆6,000億ウォン(約7兆3,720億円)の赤字国債を発行する予定です。総支出604兆4,000億ウォン12.8%を赤字国債で賄(まかな)うことになります。

この借金増によって、2022年の韓国の国家債務(要返済の借金)は「1,068兆3,000億ウォン」(約101兆4,885億円)に達し、対GDP比は「50.2%」まで上がります。

国家債務が1,000兆(約95兆円)を超えるのも、対GDP比が50%を突破するのは韓国史上初のことです。

文政権下の5年間で国家の借金は1.6倍になった

(よせばいいのに)政府与党『共に民主党』の予算案では、「604兆9,000億ウォン」(約57兆4,655億円)を要求しているのです。これが通れば、国家債務はさらに拡大します。

国家債務の拡大については、文在寅大統領は比類なき仕事をしたといえます。

文政権下の5年間で国家債務は408兆1,000億ウォン(約38兆7,695億円)増加することになるのです。

でいうと、驚くなかれ「62%」の増加です。つまり、文政権は5年間で国家の借金を1.62倍に増やしたことになります。

問題はこの後です。さあ韓国の次期政権はどうするつもりなのでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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