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【22%落下】韓国『現代自動車』販売台数が急減「半導体不足」が効いている

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世界的な車載用半導体不足が今も継続されており、自動車メーカーに痛手を与えるようになっています。

韓国は半導体製造においては世界一だと誇っていますが、車載用半導体については98%を輸入に頼っています(2020年の韓国メディア『BusinessWach』の記事による)。

そのため、輸入が細ると韓国内の自動車メーカーの工場が止まります。

先にご紹介したとおり、韓国の自動車メーカーの自動車製造および国内販売台数にはブレーキが掛かっていますが、これは車載用半導体不足による工場の操業停止があったためと目されています。

「09月になって『現代自動車』の販売台数が大きく下落した」というデータが出ました。

以下をご覧ください。

2021年09月『現代自動車』販売台数
韓国内:4万3,857台(対前年同期比:34.6%減少
海外:23万7,339台(対前年同期比:19.4%減少
小計:28万1,196台(対前年同期比:22.3%減少

コロナ禍で消費が大きく冷え込んだ2020年同期と比べているのに大きく販売台数を減らしています。直近3カ月での販売台数推移を見ると以下のようになります。

2021年
07月:31万8,700台(対前年同期比:2.4%減少
08月:29万4,591台(対前年同期比:7.6%減少
09月:28万1,196台(対前年同期比:22.3%減少

販売台数は漸減し、同時に対前年同期比でも下落幅が拡大しています。

『起亜自動車』の09月の販売台数も大きく下落しました。以下をご覧ください。

2021年09月『起亜自動車』販売台数
韓国内:3万5,801台(対前年同期比:30.1%減少
海外:18万7,792台(対前年同期比:10.1%減少
小計:22万3,593台(対前年同期比:14.1%減少

ここまで販売台数が急減した理由は、車載用半導体不足でそもそも生産が順調にいかなかったためと推測されます。また、秋夕の連休があって工場の稼働日数が少なったことも影響したでしょう。

いまだ回復したとはいえない車載用半導体供給は、韓国の主力輸出品とされる自動車の生産・販売をボディーブローのようにじわじわと弱体化させています。

(吉田ハンチング@dcp)

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