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韓国「Kバッテリー」は核心素材を50~78%も海外に依存。国産技術では作れない

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小ネタですが非常に興味深い件ですのでご紹介します。

韓国文在寅大統領が「Kバッテリー」を宣言していることからも分かるとおり、電気自動車などで使用される二次電池を次世代の主力産業の一つと位置付けています。

しかし、これが韓国が持つ技術だけで作れるのか?という話です。

2021年10月01日、韓国メディア『エネルギーデイリー』に「バッテリーの核心素材の国産化が急がれる」という記事が出ています。

タイトルがすでに結論になっていますが、産業通商資源部から提出された資料を基にした内容で、韓国は二次電池の主要な材料は海外に多くを依存しているのです。

以下は「陽極材」「陰極材」「分離膜」「電解液」という4つの素材・材料の海外依存度です。

「二次電池の核心素材」海外依存度

陽極材負極材分離膜電解液
2019年47.2%80.8%69.5%66.2%
2020年50.0%77.6%61.5%66.3%

「二次電池の核心素材」韓国企業の市場シェア

陽極材陰極材分離膜電解液
2018年20.0%3.9%18.4%5.4%
2019年17.4%5.9%16.1%8.7%
2020年19.5%8.3%19.7%12.1%

⇒参照・引用元:『エネルギーデイリー』「バッテリーの核心素材の国産化が急がれる」

このように、2020年段階で「韓国製バッテリーは世界シェア44.1%で世界一」と誇りますが、実はその主要素材・材料の「50~77%」は海外に依存しているのです。

Kバッテリーなるものは、製造工程における川上は全く取れていないということです。

同記事では核心素材が製造できるようにならねばならないと書いていますが、本当にできるようになるでしょうか。また、この二次電池の分野は技術革新において世界中がしのぎを削っている状態です。

今の核心素材を作れるようになっても、一瞬でそれがむだになってしまうかもしれません。

韓国がKバッテリーなるもので今の地位を維持できるかどうかは非常に危ういといえます。

(吉田ハンチング@dcp)

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