韓国『LG化学』火事リコールで営業利益が「67%」減少。これで収まるかが問題

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韓国の大企業は、コロナ禍で景気が底だった2020年から業績を回復させていますが、思わぬことによって足を取られことがあります。


↑発火騒動が収まらなかった「ボルトEV」

アメリカ合衆国『GM』は電気自動車「シボレー ボルトEV」で火事が起こる件について三度のリコールを発表。

発火の原因と指摘される電池セルを製造した『LGグループ』にリコール費用の95%を負担してもらうことを公表しています。

リコール費用は総額20億ドルで、『LGグループ』が19億ドルを負担します。

LGグループ』はこの負担分を第3四半期の決算でこれを取り込むとしていたのですが、『LG化学』の結果が出ました。以下です。


↑GoogleChromeの自動翻訳なので「電気実績」になっていますが「前期実績」です。

2021年第3四半期
総売上高:10兆6,101億5,300万ウォン(約1兆292億円)
(対前年同期比:-7.3%

営業利益:7,266億500万ウォン(約704.9億円)
(対前年同期比:-66.1%

当期純利益:6,798億8,500万ウォン(約659億円)
(対前年同期比:-56.6%

⇒データ引用元:『韓国金融監督院DART』公式サイト

ご注目いただきたいのは、営業利益・当期純利益が「-66.1%」「-56.6%」と大きく落ち込んでいる点です。

これがリコール費用の負担によるものです。『LG化学』は1回限りの費用なので第4四半期には大きく回復すると見込んでいます。

1回限りになるのかどうかはまだ分かりません。

「歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」という言葉もあります。

(吉田ハンチング@dcp)

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