韓国でタンス預金ならぬ冷蔵庫預金「1億」発見。「私のだ」で10人殺到

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小ネタですがちょっと面白い話ですのでご紹介します。

2021年09月28日、韓国済州西部警察は、中古のキムチ冷蔵庫を購入した人が、冷蔵庫の底に隠されていた「1億1,000万ウォン」(約1,034万円)を発見した――と明らかにしました。

5万ウォン札2,200枚で、冷蔵庫の底に札束が固定され、その上に化粧板を張ってぱっと見ただけでは分からないように隠されていました。

傑作なのは「私のです!」と名乗り出た人が10人もいたこと。

警察は困りましたが、慎重に捜査し、札束が入っていた袋に記載されていたメモを手掛かりに、筆跡比較までして元の持ち主を特定しました。残念ながら持ち主は故人(60代女性)でした。病院に入院してそのまま帰らぬ人となったのです。

警察からは、届け出た人に「5~20%」、すなわち「550~2,200万ウォン」(約51.7~206.8万円)の謝礼がもらえると伝えられたとのこと。

やはり5万ウォン札はタンス預金になっていた

以前Money1で「5万ウォン札がちっとも返ってこない」という件をご紹介したことがあります。

『韓国銀行』は発行した紙幣がどのくらい返ってきたのか統計を取っていて、韓国の最も高額紙幣である「5万ウォン札」の戻りがとても悪い、という話があったのです。

銀行に預けていても金利が最低なのでタンス預金をしているのではないか――という推測がされていました。

今回見つかった1億ウォンも全て5万ウォン札。2020年のコロナ禍の中、やはりタンス預金は進んでいたのでしょう。今回見つかったのは冷蔵庫預金でしたが。

【韓国でお金が回らない】韓国「5万ウォン札」が戻ってこない!
「5万ウォン券」は韓国で最も高額の紙幣です。2009年06月23日に登場し、慶弔費に多く使われるようになっており、そのため「秋夕」(2020年は09月30日、10月01-02日)の連休などにはないと困る紙幣なのです。お祝いに包んだりしますの...

(吉田ハンチング@dcp)

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