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韓国『サムスン電子』副会長がタックスヘイブンに「秘密資金の運用会社」を設立?

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小ネタかもしれませんが興味深い話ですのでご紹介します。

韓国の独立系メディア『Newstapa』によれば、『サムスン電子』総帥である李在鎔(イ・ジェヨン)副会長がタックスヘイブン・バージン諸島に2008年にペーパーカンパニーを設立したことを確認した――と報じました。

2008年03月07日に設立された『Bauhury Finance』という会社です。

例の「パンドラ文書」から検索してみたところ、李副会長による設立文書が世界最大のオフショアサービス会社『Trident Trust(トライデントトラスト)』の顧客管理ファイルから出てきたのです。

発見された書類に記載された「Jae Yong Lee」(李副会長の英語名)という人物の住所生年情報は本人のものと一致しています。

かつて『サムスン電子』は贈賄用の秘密資金を調達している、と告発されたことがあります。

2007年10月29日のことで、当時『サムスングループ』リストラ部門の法務チーム責任者だったキム・ヨンチョルさんが「政府および司法当局への贈収賄のために秘密資金を調達した」と暴露したのです

2008年01月から4カ月以上かけて特別検察チームが調査し、約1,200の匿名口座を利用して4.5兆ウォンの秘密資金を調達の上、隠匿という結論を出しました。

しかし、贈賄の事実は確認できず、また海外の資金を追うことはできませんでした。

今回明らかになった、タックスヘイブンでの会社設立は、この調査時期に符合します。当時終えなかった秘密資金はこの会社に流れたのかもしれません。

秘密資金疑惑・贈賄などの捜査でスキャンダルに発展し当時の李健煕会長(李副会長の父)は辞任に追い込まれました。

(吉田ハンチング@dcp)

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