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中国の外貨準備が「357億ドル」(約4兆円)も減った。ドルは足りているか

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2021年10月07日、中国の『国家外貨管理局』から09月時点での外貨準備高が公表されました(以下)。

外汇储备……3兆2,006.26億ドル
(Foreign currency reserves)
対前月比:314.90億ドル減少

基金组织储备头寸……101.00億ドル
(IMF reserve position)
対前月比:1.82億ドル減少

特别提款权……533.38億ドル
(SDRs)
対前月比:4.24億ドル増加

黄金……1,091.75億ドル
(Gold)
対前月比:45.14億ドル減少

其他储备资产……-2.23億ドル
(Other reserve assets)
対前月比:0.42億ドル増加

計:3兆3,730.16ドル
対前月比:357.20億ドル減少

データ出典:『中国 国家外貨管理局』公式サイト

IMFリザーブポジション」「SDR」「」などを除いた外貨準備は、なんと「314.9億ドル」(約3兆5,089億円)も減少しました。

全体では「357.20億ドル」(約3兆9,803億円)の減少です。約4兆円分なくなったわけです。

以下は、2021年に入ってからの中国の外貨準備高(IMFリザーブポジションなどを除いた金額)の推移です。

データ引用元は同上

ここにきて一気にどんと減少しました。

中国ではドルが足りなくなってきているのではないか、という指摘もあります。次月がどうなるのかご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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