韓国は合計特殊出生率※が「0.84人」と世界一低い国なので、日本などよりずっと早く老いていきます。人口減少に伴い、韓国の経済力も日本より早く減衰していくでしょう。
2021年11月24日、韓国の統計庁から「2021年9月人口動向(出生、死亡、婚姻、離婚)」のデータが公表されたのですが……。
まず以下の出生数と死亡数の推移をご覧ください。
2020年に出生数と死亡数がデッドクロスして以降、常に死亡数が出生数よりも上にあり、回復傾向は見えません。月次の人口の増減の推移が以下になります。
上掲のような状況ですので、人口増減数のグラフは常にゼロの下で推移しており、人口は減り続けています。今回発表があった直近09月は「3,646人」も減少しました。2021年に入ってから最大の人口減少です。
また、韓国ではそもそも婚姻数が減少しており、09月は「1万3,733件」で対前年同期比で10.4%減少しています。
2021年はここまで累計で「2万6,205人」の人口減となります。経済対策も重要ですが、人口減少、その根源である合計特殊出生率の低下に歯止めがかからないと、韓国の未来は明るいものにはなりません。
※合計特殊出生率は「女性一人が15歳から49歳までに出産する子供の数の平均」です。
(吉田ハンチング@dcp)