韓国の株式市場から逃げる個人投資家「7兆」抜く

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Money1では連日、KOSPI(韓国総合株価指数)の推移、各プレーヤーの売買動向をご紹介しておりますが、個人投資家の動きに異変アリです。韓国の個人投資家が株式市場から資金を抜いています。

以下をご覧ください。直近1カ月(2021年11月24日~12月24日)の売買動向です。

⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」

個人投資家は「5兆7,290億ウォン」(約5,500億円)も売り越しています。

さらにKOSDAQ市場(新興企業が上場する株式市場)。

⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」

個人投資家は「1兆4,382億ウォン」(約1,381億円)を売り越しています。

KOSPIとKOSAQを合わせて売り越し金額は「7兆1,672億ウォン」(約6,881億円)。この1カ月で個人投資家は韓国の株式市場から約7.2兆ウォンの資金を抜いたのです。

これまでの売買傾向からいえばこれは異常事態といえます。

韓国メディアは、外国人投資家が資金を抜くのをやめて買い越しに転じたら「外国人投資家が帰ってきた!」と報じますが、そのうち「個人投資家が帰ってきた!」と報じるようになるかもしれません。

『韓国銀行』は、個人投資家が株式市場から抜いた資金が「M2」を膨らませる要因となっています――としています。

(吉田ハンチング@dcp)

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