「1ドル=1,200ウォン」を割りましたが、ウォン安圧力が弱かったわけではありません。
2022年02月04日(金)が(ほぼほぼ)締まりました。2022年02月05日06:59現在、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
結局「1ドル=1,198ウォン」で締まりました。日足で見ると、長い下ヒゲが出ています。一時「1ドル=1,191ウォン」まで下げたことになっていますが、実はこれは1分足で見ると、ローソク足1本なのです。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
日足で長いヒゲになっているのは、「なんだこりゃ」な16:13に出現したローソク足のせいです。この1本を除外すれば、04日の天底はほぼ「1,197ウォン」です。
なので、実は04日は天井1,201ウォン-天底1,197ウォンで天地約4ウォンのレンジだったわけです。ですので、決してウォン安圧力が弱かったわけではありません。
念ために『ADVFN』の1分足チャートで確認すると以下のようになります(チャートは『advfn.com』より引用)。
『ADVFN』の1分足チャートでも「なんだこりゃ」なローソク足は見えますが、出現は16:12で『Investing.com』とは逆に陰線になっています。
これで2022年02月第1週目が締まりましたので、ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見てみます。
今週は、「1ドル=1,200ウォン」突破を確定させた先週の戻しとなりました。しかし、さすがに全戻しとなりませんでした。ファンダメンタルズがウォン安方向なので、次週のプライスアクションがどうなるかは、なかなか見物です。
次週もお楽しみに。
追記
2022年02月07日(月)の市場が開きました。ドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)