おススメ記事
広告

韓国「大統領選の続き」が戦われる。06月01日決戦は絶対に負けられない

広告

韓国の大統領選は、最大野党『国民の力』の統一候補・尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが韓国の歴史に残る超接戦を制し、次期大統領に選ばれました。

2022年05月10日に尹錫悦(ユン・ソギョル)新政権が発足しますが、『国民の力』は政権は握るものの、国会では過半数を押さえられていません。

国会の定数「300」のところ、現政府与党『共に民主党』が171議席(偽装離党した1人を入れて172)を占めており、『国民の力』は110議席があるだけです。

そのため、大統領府は『国民の力』が押さえても、立法府である国会では思うように法律を通すことができません。逆にいえば、『共に民主党』が提出する法案を止めることができません。

ただし05月10日からは尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が「拒否権」を発動できるようになります。大統領が拒否権を行使すると、法案は国会差し戻しになり、法律として成立させるためには2/3の賛成が必要になります。『共に民主党』は172/300で、2/3を満たしてはいません。そのため、05月10日以降は尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が最後の防波堤になって『共に民主党』が好き勝手に法律を通すことを阻むことが可能です。

「検察から捜査権を完全に剥奪する法案」が阻止できなかったのも、国会の多数派でないためです。

国会の会期を細切れにすることで(韓国メディアではサラミ戦術という言葉が登場してします)『国民の力』のフィリバスター(議事妨害)を強制終了させることができたのも、「国会会期の修正案」を『共に民主党』が多数の力を持って可決できたためです。

『国民の力』としては、国会議員の数を自党有利、過半数の151を超えるようにしなければなりません。今回の「検察から捜査権を完全に剥奪する法案」騒動で骨身に染みて分かったはずです。

しかし、次の総選挙は2024年なのです。国会での劣勢はそこまで挽回はできません。

全国同時地方選挙がすぐそこ!絶対に負けられない

ただし、「第8回全国同時地方選挙」は2022年06月01日に行われ、もうそこまで迫っています。

現政府与党『共に民主党』からすれば、大統領選挙で敗北した分を取り返さないといけませんし、ここで負けると2024年の国会議員選挙の敗北につながります。

『国民の力』としては、2024年に勝利するためにも絶対に勝たねばならないのです。

この絶対に負けるわけにはいかない両党の戦いは、新旧権力の激突という側面もあって激しさを増しています。

いわば大統領選挙の延長戦です。

例えば、尹錫悦(ユン・ソギョル)陣営の報道官を務めてきた金恩慧(キム・ウンヘ)議員が京畿道知事に立候補しています。

京畿道は、読者の皆さまもご存じのとり、『共に民主党』の大統領候補だった李在明(イ・ジェミョン)さんが知事を務めていました。ここは来る地方選挙で最大の激戦地になると目されています。

京畿道を押さえることができれば、『国民の力』にとって大きな力となるでしょう。しかし、『共に民主党』も黙ってはいません。大統領選に続き超接戦になっています。

ソウル市では、先に補欠選を制した呉世勲(オ・セフン)現市長(『国民の力』所属)が再選に向けて乗り出しています。

Money1でもご紹介したとおり、呉市長は「市民団体に流れていた資金をつまびらかにする」「太陽光発電事業が全くに失敗だったことを明らかにした」などで市民から大きな支持を得ていますので、こちらは呉市長の再選が無難に決まりそうです。

日本ではあまり報道されませんが、来る06月の全国同時地方選挙はまさに以降の韓国の国政をも左右する一大決戦になると予想されます。

絶対に負けられない戦いです。ぜひご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました