2022年06月01日(水)は韓国政界にとっては、03月の大統領選挙に次ぐ一大決戦「全国同時値悲報選挙」です。もう明後日になってしまいました。
政権を握った『国民の力』からすれば、この選挙に勝って2024年の国会議員選挙につなげたいところ。逆に野党に転落した『共に民主党』からすると、ここで勝って凋落傾向に歯止めをかけないといけません。
両者にとって「絶対に負けられない戦い」です。
2022年05月29日に公表された「KBS・MBC・SBS地上波3社の共同調査」の結果によると、『国民の力』が優勢です。
韓国では17の第1級行政区画(1特別市(ソウル)・6広域市・1特別自治市・8道・1特別自治道)に区分しています。この17つの行政区画では以下のとおりの情勢です。
ソウル:『共に民主党』31.2% vs 『国民の力』53.6%
釜山:『共に民主党』25.9% vs 『国民の力』52.3%
大邱:『共に民主党』11.7% vs 『国民の力』63.6%
仁川:『共に民主党』35.8% vs 『国民の力』39.9%
光州:『共に民主党』56.1% vs 『国民の力』9.2%
大田:『共に民主党』40.0% vs 『国民の力』36.1%
蔚山:『共に民主党』27.1% vs 『国民の力』43.4%
世宗:『共に民主党』38.5% vs 『国民の力』40.4%
京畿:『共に民主党』39.1% vs 『国民の力』37.7%
江原:『共に民主党』34.0% vs 『国民の力』44.9%
忠北:『共に民主党』30.7% vs 『国民の力』43.4%
忠南:『共に民主党』34.7% vs 『国民の力』43.8%
全北:『共に民主党』60.2% vs 『国民の力』13.4%
全南:『共に民主党』57.3% vs 『国民の力』12.9%
慶北:『共に民主党』14.7% vs 『国民の力』61.2%
慶南:『共に民主党』21.3% vs 『国民の力』53.4%
済州:『共に民主党』42.3% vs 『国民の力』31.6%
上掲をまとめると、
『共に民主党』:4カ所で優勢
誤差範囲内:4カ所
となります。
ということは、
『共に民主党』:4~8
が獲得できる地域数の範囲ということです。
『国民の力』は「9つは取りたい」とのことでしたから、その希望は叶えられそうです。一方の『共に民主党』も「9つが善戦ライン」としていますので、このままいくと届かない可能性が高くなっています。
面白くなってきましたが、果たして明後日どのような結果が出るのかにご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)