ついに「来るべきものがきた」――です。
2022年06月03日、韓国の統計庁から「2022年5月消費者物価動向」が公表されました。先に『韓国銀行』が予測したとおり、韓国の消費者物価指数は対前年同期比で「5%」台の上昇となりました。
以下をご覧ください。
2022年05月
消費者物価指数:5.4%上昇生活物価指数:6.7%上昇
生鮮食品指数:2.5%上昇
※対前年同期比の増減⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2022年5月消費者物価動向」
韓国の消費者物価指数は「5.4%」上昇となりました。最も体感物価に近いといわれる生活物価指数は「6.7%」まできました。
以下の「ここまでの消費者物価指数の推移」をご覧ください。
↑前月は「4.8%」だったのですが当月とうとう5%台の上昇となりました。
↑青いラインが対前年同期比の増減。灰色の棒グラフが対前月比の増減。⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2022年5月消費者物価動向」
上掲のとおり韓国では11カ月連続で消費者物価指数が上がり続けています。
これは容易には下がりません。何より消費者物価指数の先行指数となる「生産者物価指数」がちっとも下がらないからです。
また、先にご紹介したとおり『韓国銀行』は「5%台後半までいく」と読んでいます。景気が悪くなってインフレ傾向が続くなら「世界はそれをスタグフレーションと呼ぶんだぜ」なのです。
(吉田ハンチング@dcp)