金が出ていく煙は残る……みたいな話です。
韓国の企画財政部が「2022年第1四半期の海外直接投資」のデータを公表しました。直接投資なので「事業活動を行うために企業を買収、生産設備などへの投資」のために突っ込んだ金額です。
これが第1四半期としては歴代最高金額に達しました。以下をご覧ください。
2022年第1四半期:254.0億ドル
(対前年同期比:+123.9%)
なんと「245億ドル」にも達しており、対前年同期比で「123.9%増」です。つまり2.2倍にもなったのです。
内訳は以下になります。
・製造業:95億5,000万ドル
・金融保険業:77億6,000万ドル
・不動産業:24億8,000万ドル
・情報通信産業:17億1,000万ドル
etc
・金融保険業:77億6,000万ドル
・不動産業:24億8,000万ドル
・情報通信産業:17億1,000万ドル
etc
ご注目いただきたいのは製造業の金額の多さです。
韓国の輸出を支えているのは、なんといっても製造業です。製造業で海外への直接投資が大幅に増えているのは、製造拠点などを海外に移転していることを示しており、韓国にとってはあまりいいことではありません。
しかし、何度もご紹介しているとおり、韓国企業はいくら政府が呼びかけても国内には回帰しません。税金も高いですし、政府に何をされるか分からないからです。
2022年第1四半期は、海外直接投資でも韓国からの資金流出は巨額に達しました。
(吉田ハンチング@dcp)
(吉田ハンチング@dcp)