短信です。誠に申し訳ありません。時期が時期だけに少し気になる話なのでご紹介します。
2022年06月23日、『韓国金融委員会』は以下のプレスリリースを出しました。規制変更を行う旨を告げています。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。⇒参照・引用元:『韓国金融委員会』公式サイト「国際基準などに応じて、「金融体系上重要な金融機関」が経営上の困難にあらかじめ準備できるように作成した自己正常化計画などを初承認」
現在の規則では、『韓国預金保険公社』は破綻した金融機関の清算の過程に介入はできますが、金融機関が弱体化した際に資本を増強するなど、予防的に支援する権限は持っていないのです。
しかし、規制変更によって、『韓国預金保険公社』は、金融機関が破綻する前に支援し、経済危機が金融業界に打撃を与えるのを防ぐことが可能になる――としています。
韓国銀行の不良債権比率は非常に低い率に抑えられており、健全性は十分に見えます。
しかし、先にご紹介したとおり、文政権のときに実施した「融資の満期延長、元利返済の猶予措置」によって不良債権化していない「貸し出し」が巨額に達しています。
韓国「4カ月後に不良債権の津波」か。133兆がせき止められている!
韓国の金融監督院が興味深いデータを公開しています。以下はプレスリリースですが……。⇒参照・引用元:『韓国 金融監督院』公式サイト「'22.3末国内銀行不良債権現況(暫定)」2022年03月末規準で国内銀行の不良債権比率が「0.45%」と歴代...
133.4兆ウォン(70.4万件/2022年01月末基準/データ出典は金融監督院)もあるのです。
この133.4兆ウォンのうち何%が不良債権化するか分かりませんが、最悪のケースでは巨額の焦げ付きが発生し、金融機関の健全性を揺るがす可能性があります。
「融資の満期延長、元利返済の猶予措置」は2022年09月に切れる予定です。
今回の『金融委員会』の規制変更はもしもの時の準備だと考えるのは邪推が過ぎるでししょうか。
(吉田ハンチング@dcp)