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韓国「経常収支」が63%激減!さあ危なくなってきた

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2022年07月07日、『韓国銀行』が05月の国際収支統計(暫定版)を出しました。非常に興味深い結果です。ぜひご注目ください。

以下が経常収支の結果です。

2022年05月
貿易収支:27億4,180万ドル
サービス収支:-1,600万ドル
第1次所得収支:14億5,050万ドル
第2次所得収支:-3億1,640万ドル
経常収支(上記4つの合計):38億5,990万ドル

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」

2022年05月の経常収支は「38億1,640万ドル」の黒字で締まりました。

以下の記事で「05月の経常収支は黒転する」と書きましたが、そのとおりになりました。良かったです。

【修正】韓国「経常収支」が赤字に転落した!24カ月ぶり
<<重要な追記>>初出原稿で数字に誤りがありましたので修正いたしました。誠に申し訳ありません。深くお詫び申し上げます。2022年06月10日、『韓国銀行』から2022年04月の国際収支統計が公表されました。結論からいえば、04月の経常収支は...

ご注目いただきたいのは経常収支の黒字額が激減している点です。2021年と2022年の経常収支の金額を比較してみます。

以下をご覧ください。


↑▲はマイナスの意味です。

オレンジの2022年のラインは常に青の2021年のラインの下にあります。つまり、昨年よりも黒字額が少ないということです。2022年04月は「残酷な四月」でついに赤字に転落しました。

ご注目いただきたいのは、直近の05月です。

2021年05月は経常収支が「104億630万ドル」あったのに、2022年05月には「38億5,990万ドル」になりました。

なんと「65億4,640万ドル」も減少したのです。「-62.9%」です。

何度もご紹介していますが、韓国は「貿易収支の減少・赤字転落による経常収支の減少(および赤字転落)」があると危なくなります。外貨準備が詰めなくなって、資金不足を外国からの融資で補い、その償還に行き詰まってドボン騒動を起こしてきたからです。

韓国政府は「韓国のファンダメンタルズは良好」などと言うかもしれませんが、全く賛成できません。経常収支の激減がはっきり現れました。

(吉田ハンチング@dcp)

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