韓国の夏が終わったという理由は、これから急速に人口が減少していくからです。韓国は日本よりもずっと早く老いていきます。
下掲のとおり、韓国の出生数と死亡数は2020年にデッドクロスしました。
それだけではなく、韓国の合計特殊出生率※は「0.81」と世界最低で、これはさらに低下します。なぜ断言できるかというと、婚姻数も減少を続けているからです。
韓国の人口はより急速に減少していくのです。
年次ではなく、月次で見るとどうなっているかというと……。2022年07月27日、韓国の統計庁から「2022年05月の人口動態」のデータが出ました。
以下をご覧ください。
2022年05月
出生数:2万7人
死亡数:2万8,859人
増減:-8,852人
当月は「-8,852人」で、上掲のグラフのとおり、「03月:-2万1562人」「04月:-1万5,573人」と比較すると、減少度合いはまだましですが、2021年01月からワニの口は徐々に大きく開いていっています。
2021年は月次の人口減少は「2,000人」台で済んでいたのに、今や1カ月で8,000人台の減少が当然となりました。
韓国政府はこれになんとか歯止めをかけたいのですが、恐らく不可能です。人口が減る分、生産性を上げたないことには経済がもたないのですが、年中労働争議を行っている国ですのでこちらも期待できません。
韓国は問題の多い国ですが、急速に減っていく人口こそ、全てを飲み込む巨大なブラックホールなのかもしれません。
※合計特殊出生率は「女性一人が15歳から49歳までに出産する子供の数の平均」です。この数字が2.2ないと人口は増えていかないといわれます。
(吉田ハンチング@dcp)