2022年09月16日、アメリカ合衆国財務省から「合衆国公債主要ホルダーの保有額」のデータが公表されました。保有額1兆ドルを割って、どこまで売り続けるのか注目されているのが中国。
以下が公表データです。
⇒データ出典:『アメリカ合衆国 財務省』「MAJOR FOREIGN HOLDERS OF TREASURY SECURITIES」
2022年07月は「9,700億ドル」分の合衆国公債を保有となっています。以下が直近の保有額の推移です。
2021年11月「1兆808億ドル」から7カ月連続で減少。
05月には1兆ドルを割り、06月には「9,676億ドル」まで下げましたが、当月に22億ドル増加。下落が止まった形です。
売却の背景には、ドルの調達、外貨資産ポートフォリオの組み直しなどがあると思われますが、2020年に中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』の記事にあったように「8,000億ドルまで売却」が実現するかもしれません。
中国が合衆国公債の保有をどうするつもりなのかは要注目です。
(吉田ハンチング@dcp)