2022年09月16日、中国湖南省長沙にある『チャイナテレコム』の超高層ビル(高さ218メートル)で火災が発生。地元住民の方は、同日15:55頃にビルから煙が出ているのを見たとメディアに語っています。
火災は約10分という短時間でビル全体を飲み込みました。
以下はこの件を報じた、中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』紙面のスクリーンキャプチャーです。
『Global Times』が掲載した写真を見ると、「大したことなかったのかな」と思ってしまうかもしれませんが、とんでもありません。
以下の動画をご覧いただけば分かるとおり大火災で、丸焼けです。
↑『Hindustan Times』のYouTubeチャンネルに上がった動画。
↑『RFA』のYouTubeチャンネルに上がった動画。
中国の国営放送局『CCTV』によれば、当局は、現地時間16:20の時点で火は消し止められており、死傷者は出ていない――と発表しています。
湖南省の消防署の声明では、現地時間の15:48ごろ火災が発生したと通報を受けたとしています。また、声明によると長沙消防救助隊は消防車36台と消防士280人を現場に投入したとのこと。
死者がゼロというのが本当であれば不幸中の幸いですが、SNSなど一部には「これだけの火事で死者ゼロはおかしいのはないか」という疑念の声も上がっています。
(吉田ハンチング@dcp)