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中国『恒大集団』再び株式取引停止! 268%上昇は蜃気楼

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中国『恒大集団』の株式が再び取引停止になりました。以下をご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用/日足)。


↑ハンセン市場において2023年09月28日は取引停止。チャートは27日までしかありません

ヨコヨコで推移しているのは先に取引停止になった期間。2023年08月28日に取り引きが再開され、ガタンと下がって値をつけました。

その後、上昇していますが、「再編プランがうまくいくかも……」と買いにいった方々がいらっしゃった模様です。しかし、そんなことはないわけです。

この期間に「『恒大集団』株価大幅上昇」と報じられたりしましたが(再開始値が0.22香港ドル ⇒ 09月12日終値が0.81香港ドル)、そんな惹句じゃっくだまされてはいけないのです。

『恒大集団』の元最高財務責任者(CFO)の潘大荣さんや前副会長兼取締役会会長の夏海钧さんなどが調査を受け、許家印代表取締役会長は当局の監視下にあります(『Bloomberg』報道による)。

Money1でもご紹介しましたが、『恒大集団』は再編プランを進行が止まっており、また債券の発行ができない状況に陥っています。通常であれば、管財人を入れて処理するような状況ですが中国当局は実行しません。

いつまでもグズグズして破綻処理が進められない――これが中国経済崩壊の道なのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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