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韓国左派「ローソク革命アゲイン」を狙う。尹大統領は朴槿恵の二の舞を避けられるか

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<<重要な追記>>
初出の原稿に誤りがありましたので修正いたしました。誠に申し訳ありません。

×国会在籍議員3分の1以上の賛成
国会在籍議員3分の2以上の賛成

によって議決です。深くお詫び申し上げます。

韓国で与党『国民の力』と野党に転落した『共に民主党』の戦いが激しくなっています。

保守系と左派の戦いですが、左派は朴槿恵(パク・クネ)大統領のときと同じく尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を弾劾して引きずり下ろしたい模様。

ローソク革命アゲイン」を狙っていると考えられます。

尹大統領を弾劾に追い込みたい左派

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の支持率を下げて、左派支持層だけではなく、保守系にまで弾劾支持を広げられれば、朴槿恵(パク・クネ)大統領と同じ道をたどらせることができるかもしれません。

しかし、さすがに韓国の皆さんにも「また左派の扇動か」という意識があって、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領弾劾まで一気に持っていくのは難しい状況です。

日本ではあまり一般に知られていませんが、朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾の際には、まともな疑惑追及、まともな司法判断が行われたとはとうてい考えられないのです。

朴槿恵(パク・クネ)大統領は、親しく付き合っていた崔順実(チェ・スンシル)さんを国政に介入させたという疑惑によって追及され、「国政壟断」事件と呼ばれました。

しかし、この疑惑の大きな証拠とされた、放送局『JTBC』が発見したタブレットPCは、結局誰のものなのか証明もされませんでした。

また、結局そのタブレットPCからは国政壟断の証拠となるような物は何も発見されませんでした。

このようなことが分かったのは1年後のこと。すでに朴槿恵(パク・クネ)さんは大統領の座からひきずり下ろされた後でした。

『JTBC』が証拠をでっち上げたのではないか、という疑いは今も残っています。

なんの証拠もなく大統領を弾劾に追い込んだのですから、これは一種のクーデターだったといえます。

『MBC』にはでっち上げの前科がある

韓国の放送局がでっち上げ、歪曲報道を行うのは今に始まったことではありません。

先に「陰謀論のような」として、『MBC』が『共に民主党』と結託して、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の暴言について故意に大きな問題として報道したのではないか――という言説をご紹介しましたが――これをただの「陰謀論」と断じることができないのは、「韓国の放送局ならやりかねない」からです。

実際、「陰謀論ではなく本当だ」という証言も出ています。

また、この『MBC』という放送局は、李明博(イ・ミョンバク)大統領時代にとんでもない番組を放送したことでも知られています。

同局の看板番組「PD手帳」で、「へたれ牛」の映像を見せて「韓国人が狂牛病の牛の肉を食べると、人間狂牛病にかかる確率が94%」と報じたのです。この番組は韓国にパニックを引き起こし、アメリカ合衆国産牛肉の輸入を拡大した政府への大規模な抗議活動につながりました。

韓国与党『国民の力』議員は、尹大統領の暴言問題も『MBC』が勝手な字幕をつけてでっち上げたものと抗議しています。

2022年10月01日、『国民の力』議員は『MBC』本社に抗議活動を行いました。

尹大統領は謝罪すべきではない

韓国では今、「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は暴言をまず謝罪するべきだろう」という報道が出ています。

例えば「謝罪もしないで居直りか」といったような。

しかし、謝罪したらおしまいなのは、朴槿恵(パク・クネ)大統領の例を見ても明らかです。

2016年10月25日、朴槿恵(パク・クネ)大統領は国政に混乱を招いたとして国民に対して謝罪しましたが、これで事は収まったでしょうか?

もちろん「NO」です。

「認めたじゃないか」と左派をつけあがらせ、弾劾騒ぎが進行。大統領の座から引きずり下ろされました。

ですから、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は決して謝罪表明などしてはなりません。謝罪をしたら、それこそ「おしまい」です。

この保守 vs 左派の戦いは少しでも弱みを見せて引いた方が負けです。

先に少しだけご紹介した「朴振(パク・ジン)外交部長官」については、2022年09月30日、『共に民主党』が解任決議を単独で可決しました。大臣の解任は国会の過半数で可決できます。

そのため、いまだ国会定数の過半数を押さえている『共に民主党』のやりたい放題です。

しかし、この決議に対して尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は即座に拒否権を発動しました。

『共に民主党』としては尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を引きずり下ろしたいのでしょうが、大統領に対する弾劾を成立させるためには、

国会在籍議員3分の1以上の発議
国会在籍議員3分の2以上の賛成
憲法裁判所による弾劾審判

という3つのステップを踏む必要があります。

『共に民主党』単独でははクリアできてもは無理です。

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を引きずり下ろすためには、どうしても保守系議員も賛成側に回らせる必要があるのです。

それができないので、『共に民主党』は朴振(パク・ジン)長官をとりあえず生贄として解任決議を可決しました。『共に民主党』がスキあらば尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾訴追を行うのは明白。

政府与党『国民の力』議員は、朴槿恵(パク・クネ)大統領のときに何が起こったかを再考すべきです。

朴槿恵(パク・クネ)さんが引きずり下ろされたおかげで、悪夢の文在寅政権が誕生したことを忘れてはいけません。

(吉田ハンチング@dcp)

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