2022年10月27日、韓国の統計庁から「2022年08月 人口動向(出生、死亡、婚姻、離婚)」が公表されました。定点韓国ですのでご紹介します。
以下をご覧ください。
↑出生数と死亡数の月次推移。死亡数の方が常に出生数の上にあります、この2つの線の差が人口の減少数になります。08月は死亡数と出生数の差が大きくなりました。2022年08月
出生数:2万1,758人
死亡数:3万1人
人口増減:-8,243人2022年01~08月
出生数:17万337人
死亡数:24万9,799人
人口増減:-7万9,462人
出生数と死亡数の推移を年次で見ると以下のようになります。
↑2022年は08月までの結果です。韓国は2020年に出生数と死亡数がデッドクロスして、人口の自然減少フェーズに入りました。合計特殊出生率が「0.81」(2021年)しかありませんので、急速に出生数が減少していきます。
2022年は累計で08月までで累計「-7.9万人」ですが、すでに2021年通年での人口減少「-5.6万人」を抜いているのです。
2020年は通年で「-3.3万人」でした。2022年はもう2020年の約2.4倍人口が減少しているのです。まだ08月時点だというのに。
このように、韓国の人口は急速に減少しています。人口減少のスピードが上がっていく様は背筋が寒くなるほどです。
(吉田ハンチング@dcp)