韓国「輸入物価がマシマシ」貿易赤字になるのも無理はない

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韓国は輸出で食べている国で、貿易でもうからないと国が傾きます。

通関ベースでは以下のとおり、7カ月連続の貿易赤字で、11月も10日まではやっぱり赤字。とうとう年間赤字が「480億ウォン」に達するのではないかという予測も出ています。

貿易赤字になるのは、輸出額よりも輸入額が多いため。といっても、輸入の物量が増加しているのが原因ではないのです。輸入品目の物価が上がっているためです。

『韓国銀行』が公表している、輸出物価指数・輸入物価指数の推移を見ると一目瞭然です。この指数は「2015年=100」として計算されています。

以下の2021年01月から2022年10月までの推移をご覧ください。


↑輸出物価指数、輸入物価指数は「2015年=100」

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2022年10月輸出入物価指数」

オレンジの線が輸入物価指数ですが、輸入の青の輸出の線より上にあります。輸入物価の方が常に輸出物価より高いのです。

さらにずんずん上昇しており、2022年10月には輸入物価指数はついに「156.89」に達しました。輸出物価指数は「132.90」なのに、です。

2015年が100ですから57ポイント増しです。

韓国経済が危機から脱するためには何より貿易収支の改善が求められるのですが、これでは早期改善は難しいといわざるを得ません。

(吉田ハンチング@dcp)

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