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韓国「ガス爆発」事故。韓国最大規模の地下「下水処理施設」

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2023年02月02日11:05ごろ、韓国の京畿道安養市万安区にある博達(パクダル)下水処理場で爆発事故がありました。

この「博達(パクダル)下水処理場」は、韓国最大規模の地下下水処理施設です。

1992年に操業を開始した施設はもともと地上にありました。しかし、悪臭がひどく近隣住民からの苦情が相次いだため、2008年に地下化を決定。安養市と光明市のみならず、『韓国土地住宅公社』(LH)も参加して3,218億ウォンを投じて建設されたものです。

↑安養市が公開した「安養市下水処理施設のすべて!」という動画。この中に、上は公園、地下が処理施設になっている博達(パクダル)下水処理場が登場します。YouTube『安養市』公式チャンネル

今回の事故は、地下1階で攪拌機故障を修理するために60歳代の作業者、30歳代の作業者の二人が溶接作業を行っていたのですが、滞留した可燃性ガスに引火して爆発が発生。

幸いなことに、やけどは負ったものの作業員のお二人ともに命に別状はありませんでした。また火災も発生せず、施設の延焼といった事態にも至りませんでした。

韓国最大規模の地下下水処理場が動かくなるなど、想像するだに恐ろしい事態ですから、危ないところでした。不幸中の幸いという他ありません。

(吉田ハンチング@dcp)

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