先にご紹介したとおり、ノルウェーが導入する戦車について、韓国製「K2」を退けてドイツ製「レオパルト2」に軍配を上げました。
結局、ノルウェーはレオパルト2A7を54両導入することになりました(19両までの追加発注の可能性あり)
レオパルト2に決まったことを受けて、韓国メディアでは「ドイツに負けるなんて」と、理由不明の自信を表明する記事を出しましたが、よほど悔しかったようです。
『ヘラルド経済』に興味深い記事が出ています。一部を以下に引用してみます。
国防部は、ノルウェーが次世代戦車事業で韓国ではなくドイツを選択したことに遺憾の意を示した。
(中略)
国防部は「ただ、本事業入札を通じて、体系的で透明な試験評価体系を国際的に認められているノルウェー政府から韓国の戦車が全ての要件を満たす優秀な戦車であることを確認できた」と評価した。
また、「特に技術力で世界最高レベルのドイツ戦車と同等以上であることを証明したという点で、今後の韓国戦車の輸出見通しはさらに明るくなったと判断される」とし、「政府も防衛輸出市場の開拓に積極的に参加する」と強調した。
(後略)
韓国の防衛部は、ノルウェーの選に漏れたのは遺憾だが、「技術力で世界最高レベルのドイツ戦車と同等以上であることを証明した」としています。
誠に僭越な突っ込みかもしれないのですが、「同等以上でない」から選に漏れたのではないでしょうか。
次に「レオパルト2と競り合うこと」があれば、また負けるかもしれない――のではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)