中国人民銀行

トピック

中国「不動産ローン」の規制を開始! 資金流入を管理しないとマズイ!

2020年12月31日、『中国人民銀行』と「中国銀行規制委員会」は、金融機関の不動産ローンの集中管理に乗り出すという通知を出しました。不動産ディベロッパーに対する融資残高と個人向け住宅ローン残高は、当局の定める要件を超えないようにとしていま...
中国経済

中国銀行が直面する不良債権「2.8兆元(45兆円)」のリスク!

明けましておめでとうございます。本年もMoney1をご愛顧賜れますようお願い申し上げます。2021年一発目の記事は中国の銀行が直面する「不良債権」のリスクについてです。コロナ禍からの経済回復のため、ご多分にもれず中国でもお金をじゃぶじゃぶま...
トピック

中国人民銀行が緊急で1,450億ドルを投入!流動性に危険信号

2020年12月15日、中国の中央銀行『中国人民銀行』はMLF(Medium-term Lending Facilityの略:中期流動性ファシリティー)を用いて史上最大「9,500億元」(約1,450億ドル)を供給するという動きに出ました。...
トピック

中国の不動産会社の債務規制「3つの赤い線(Three Red Lines)」とは?

中国の大手不動産会社は巨額の債務を抱えており、かねてよりデフォルトの危険性が指摘されています。そのため中国共産党は不動産ディベロッパーに債務を管理する規制を敷きました。促すこれは、2020年08月20日、「住宅都市農村開発省」と『中国人民銀...
トピック

中国の「宇宙一の不動産屋」が全物件を「30%オフ!」と宣言! とにかく現金回収だ

中国企業『エバーグランデ』(Evergrande Group:恒大集団)は不動産開発ディベロッパーです。同社は「宇宙一の不動産会社」だそうです(笑)。創業者で会長の徐家陰会長は立志伝中の人物ですが、2020年09月06日夜、幹部との会議を急...
トピック

中国「人民元」02月03日(月)本当に暴落するか?

中国は、新型コロナウイルスのアウトブレイク(パンデミックに近くなっていますが)によって、春節明けの金融市場再開を02月03日(月)に延期しました。明日再開されるわけですが、巷間「03日には人民元(オンショア)※が暴落する」といわれています。...
トピック

元安で追加関税を相殺できるが限度がある

ロイターに「中国人民銀行は、目先1ドル=7元を超える元安を容認しない」という記事が掲載されました。Moneyで以前ご紹介したとおり、アメリカ合衆国による追加関税賦課に対して、中国は元安を利用してそのダメージを和らげることができます。ではなぜ...
基礎知識

為替操作国と批判招くも「元安」を支える必要あり

近くアメリカ・トランプ大統領が「中国を為替操作国として批判する」という話が出ています。中国は確かに為替操作国ですが、ドル、ユーロ、円などの通貨とは少し意味合いが違います。というのは、現在も中国の「元」は自由化されておらず、事実上金融当局が為...
基礎知識

アメリカ第2弾の追加関税発動! 中国は元安阻止へ

アメリカ政府は、07月06日に発動された第1弾(First Set)に続き、08月23日から「約160億ドル分の中国からの輸入品目について25%の関税を賦課する」ことを発表しました。追加関税第2弾(Second Set)の発動です。Mone...
基礎知識

「人民元」の取引には「オンショア」「オフショア」の2種類がある!

中国の通貨「元」の取引・決済には「オンショア」と「オフショア」の2種類があることをご存じでしょうか? 経済のニュースなどでも中国の元については、「オフショア元の取引」といった記載を見かけるでしょう。■人民元の取引・決済は「中国本土」「中国本...
トピック

「預金準備率」とは? 中国で預金準備率引き下げの動き

銀行は、預金者から集めたお金を貸し出して利ざやを稼ぐ商売。ですので、集めたお金が全額銀行にあるわけではありませんし、ATMなどから吐き出されるお金さえ手元にあれば基本的に成り立つので、ギリのところまで貸し出しに回っていたりします。しかし、い...
トピック

中国の外貨準備は信用できるか?

昨日、「アジア通貨危機の際に南朝鮮の外貨準備がウソだったことが明らかになった」という歴史的な事実についてご紹介しました。では経済統計が常に「本当なのか?」と疑問視されている「中国」についてはどうなのでしょうか!?中国の外貨準備がウソだった、...