貿易戦争

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「香港人権・民主主義法」とは?

アメリカ合衆国では香港のデモ騒動が大きく取り上げられており、中国による民主主義弾圧への反撃、その象徴的な出来事と捉えられています。このデモ騒動によって中国の人権侵害へ注目が集まり、2017年に議会に提出された「Hong Kong Human...
基礎知識

トランプ師匠は「選挙モード」と考えるべき

アメリカ合衆国・トランプ大統領はG20における中国・習近平国家主席との会談において「貿易協議を継続すること」に合意し、メディアではこれを「休戦合意」と表現しています。あらかじめ予想されていたとおりの結論が公式に表明されただけで、これは貿易戦...
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トランプVS習の首脳会談 決戦は29日(土)!

「トランプ大統領と習近平国家主席の会談」は06月29日(土)に行われることが発表されました。これは、アメリカ合衆国と中国の新冷戦、貿易戦争の行方を占う大事な機会になります。ただし、過度な成果は期待できません。根本の考え方が全く異なるからです...
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ペンス副大統領の演説はG20後に延期 要警戒!

06月24日に予定されていたアメリカ合衆国・ペンス副大統領の演説が延期された、という報道がありました。大阪で開催されるG20(06月28-29日)で、トランプ大統領と習近平国家主席の会談が行われることが決まったため、演説はその後にした方が良...
基礎知識

合衆国には合衆国の「一つの中国」ポリシーがある

アメリカ合衆国と中国の対立は、経済の枠組みを超えて「自由主義国家 対 監視管理国家」、あるいは「民主主義国家 対 独裁国家」という、対立の本質を露わにした正面衝突コースに入りました。これは20世紀流にいえば「資本主義国家 対 共産主義国家」...
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ファーウェイついに特許料を支払えと言い出す

アメリカ合衆国、その同盟国からの締め出しが進み、追い詰められているファーウェイ(華為技術)ですが、ベライゾン・コミュニケーションズに対して、技術特許料10億ドルを支払うように要求していることが分かりました。ベライゾン・コミュニケーションズは...
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合衆国は中国との正面衝突コースに入った

Money1では以前から、中国との対立が続けば「合衆国は台湾を独立国として認める可能性があるのではないか」と指摘してきましたが、先日紹介した「インド太平洋戦略報告書 2019年6月」でついに合衆国国防総省(The Department of...
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米国防総省、台湾を「国」と記載してしまう

アメリカ合衆国、国防総省(The Department of Defence:略称DoD)は、2019年06月01日付けの「インド太平洋戦略報告書 2019年06月」(INDO-PACIFIC STRATEGY REPORT)という文書を公...
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「下放」を進める? 習近平は本当に毛沢東になるつもりなのか!?

「下放」ってナニ?あまりマスコミでは取り上げられませんが、中国の習近平国家主席が「下放」政策を進めようとしています。年配の皆さんは「下方って、また懐かしい言葉だな」と、若い世代の皆さんなら「ナニそれ?」と思われるでしょう。これは、中国共産党...
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中国は報復手段としては「米国債を売れない」

アメリカ合衆国と中国の貿易戦争は行くところまで行く様相を見せています。合衆国の追加関税攻勢に対して、中国は有効な手段を打てていません。これは輸出入のアンバランスによるもの。以前Money1でもご紹介したことがありますが、合衆国の方が圧倒的に...
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増税は世紀の愚策! 馬鹿なんじゃねーの

日本の消費税増税が10月と迫っていますが、経済アナリストはじめ識者の皆さんが「消費税増税は延期すべき」と絶叫しています。「延期ではなく凍結すべき」という意見もありますが、安倍首相は予定どおり実施の姿勢を崩していません。以前、Money1でも...
基礎知識

合衆国による「ファーウェイ規制」のまとめ

トランプ大統領の「国家非常事態宣言」を経て出された大統領令によって、USDC(United States Department of Commerceの略:合衆国商務省)のロス長官が指定する企業を「合衆国企業と取り引きできなくすること」が可...
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トランプ師匠による関税賦課は中国の外貨獲得能力を喪失させる

アメリカ合衆国、トランプ大統領の「中国からの輸入品目への追加関税賦課」は中国に深刻なダメージを与えます。この影響の大きさは私たち日本人が想像する以上のものです。普通、関税は輸入業者が負担します。貿易条件によっては輸出業者が負担することもあり...
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元安で追加関税を相殺できるが限度がある

ロイターに「中国人民銀行は、目先1ドル=7元を超える元安を容認しない」という記事が掲載されました。Moneyで以前ご紹介したとおり、アメリカ合衆国による追加関税賦課に対して、中国は元安を利用してそのダメージを和らげることができます。ではなぜ...
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合衆国vs中国 協議がまとまらなかった理由

アメリカ合衆国と中国の協議は、劉鶴副首相が訪米したのにも関わらず、まとまりませんでした。05月06日(合衆国時間05月05日)にトランプ大統領が怒りのtweetをするまでは、協議が順調に進展しているものと思われていたのですが、いったい何があ...
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トランプ師匠さらに攻勢! 中国はなぜ反撃できないか?

中国からの輸入品目全てに関税を賦課する!アメリカ合衆国のトランプ大統領は、05月10日(金)に「まだ追加関税が賦課されていない中国からの輸入品目全て」について、関税を賦課するように指示したとのこと(記事末のURL:ロイターの報道)。中国から...
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トランプ政権による中国関税賦課のまとめ 第1弾~第4弾で関税は約7兆円になる!

05月10日0時1分(日本時間午後1時1分)、アメリカ合衆国・トランプ政権は、中国からの輸入品目約2,000億ドル分に賦課する関税を10%から25%に上げました。この関税の追加賦課は、トランプ政権が行った対中国関税発動の第4弾になります。こ...
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合衆国、追加関税を発動! トランプ師匠一歩も退かず

アメリカ合衆国と中国のギリギリでの協議は残念ながらまとまりませんでした。そのため、05月10日午前0時1分(日本時間の午後1時1分)、中国からの約2,000億ドル分の輸入品目に追加関税が賦課されました(関税率は10%から25%に上昇)。先に...