中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』が面白い記事を出しており、中国の皆さんから嘲笑を浴びています。
以下なのですが……。
⇒参照・引用元:『Global Times』「Chinese people are the happiest in the world, Ipsos survey shows」
国際的な調査会社『Ipsos』が、03月20日の世界幸福デーに先立ち公表した「The Global Happiness 2023 Report」(2023年世界幸福度報告書)によると――サンプリングした32の国と地域の中で「中国人が最も幸福」――というのです。
中国の回答者の91%が「おおむね幸福」と答え、10年前と比べて12%増加しました。
これをもって御用新聞『Global Times』が「中国人が世界で一番幸福!」という記事を出しているというわけです。
ちなみに、この「おおむね幸福」以上と答えた回答者が多い順に国を並べると以下のようになります。
「幸福です!」Top10
中国:91%
サウジアラビア:86%
オランダ:85%
インド:84%
ブラジル:83%
UAE:81%
メキシコ:81%
コロンビア:80%
オーストラリア:80%
チリ:79%平均:73%
この結果がどのくらいその国の実体を反映しているのか分かりませんが、『Global Times』の記事に対しては、SNSで嘲笑の声(あるいは自嘲の声)が多数上っています。
「幸福か否かの最終決定権は党にある」
「国が悪いほど、人々の幸福指数は高くなります。なぜなら、彼らは現在の生活が最高であり、これまでに経験したことがないからです。国が発展すればするほど、一般の人々の幸福指数は低くなります。彼らはより良い生活を期待しているからです」
「神様、私が幸せになれない理由は何ですか?」
「もちろん、井戸の中のカエルは自分たちが世界一幸せだと思っています」
「2023年のベストジョーク」
「中国人に不幸になる権利はない」
などなど辛辣な声が多く見られました。この結果は中国の一般の皆さんの声を反映したものでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)