読者の皆さまもすでにご存じでしょうが、アメリカ合衆国で韓国『現代自動車』『起亜自動車』の自動車に「盗難防止装置の不備」が発覚。
ことの起こりは、合衆国ウィスコンシン州・ミルウォーキーで2021年02月に『起亜自動車』と『現代自動車』の自動車の無謀運転と盗難が多発するようになったことです。
その後、いとも簡単に自動車が盗めるとして「Kia challenge (起亜チャレンジ)」なる盗難行為が流行しました。SNSでその泥棒方法が動画で広まるなどして、合衆国で問題化。
同社の自動車を購入したユーザーから集団訴訟を起こされる事態に発展しました。
↑「Kia challenge」について報じるYouTube「WWLTV」チャンネル
合衆国・ロサンゼルスでは、2022年は2021年と比較して『現代自動車』『起亜自動車』の盗難が85%も増加しました。シカゴでは該当車種の盗難がなんと9倍以上も増加した報告されています。
2023年05月18日、『現代自動車』『起亜自動車』は、集団訴訟を解決するために補償金2億ドル(約277.1億円※)を支払うことで合意しました。
※2023年05月19日「1ドル=138.55円」で換算
最大1億4,500万ドルが、オーナーが被った自己負担金額を相殺するために使われます。
自業自得といえばそれまでですが、この2億ドル(約2,771億ウォン)は『現代自動車』『起亜自動車』にとっては大きな損失です。
(吉田ハンチング@dcp)