「始まったな」「……ああ」という会話がかわされる状況となったかもしれません。
G7広島サミットが終わったとたん、「実質G8だー!」と喜んでいたくせに、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官が「脱中国ではない」などと言い出しており、自由主義陣営国との連帯などすっかりなかったことにしようとしています。
このような態度なので、韓国がG8に入ることなどあり得ないわけですが、韓国が恐れてる中国の報復が始まったかもしれません。以下に『朝鮮日報』の記事から一部を引用します。
韓国の歌手兼俳優チョン・ヨンファが中国の芸能番組出演のために中国を訪れたが、突然出演がキャンセルされたことが23日、分かった。
最近、韓中関係が悪化し、限韓令(韓流制限令)が再び始まったのではないかという懸念が出ている。
10日、中国メディアの『新京報』などは、チョン・ヨンファが中国有名オンライン動画サービス(OTT)『Aichi』の新オーディション番組「奮闘せよ新入生1班」に出演すると報じた。
チョン・ヨンファは先月17日に北京に到着した後、ソーシャルメディアに空港到着写真などをアップし、出演が確定事実化されていた。
(中略)北京市ラジオTV局が「『Aichi』に確認した結果、チョン・ヨンファが北京で芸能番組を撮影するというニュースは事実ではない」とし、「当該番組は今後もチョン・ヨンファをゲストに起用しない」とした。
かつて「THAAD事態」のときに中国が行った「限韓令」がまた始まったのではないか――というわけです。
もし限韓令なら、G7広島サミットで韓国が見せた「自由主義陣営国よりの姿勢」に頭にきた中国の報復です。韓国が日和って中国に寄っていくかどうか要注目です。
(吉田ハンチング@dcp)