とても面白い映像なのに、ご存じない方もいらっしゃるようなのでご紹介します。
『BRICsサミット』で起こった一幕です。以下の動画をご覧ください。
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↑習近平総書記の通訳(と思しき人物:恐らく孫寧さん)が取り押さえられた動画。
会場へ向かう中国・習近平総書記を捉えた映像です。
いつもの鷹揚な感じで歩いていく習さんだったのですが、実は通訳が遅れていたのです。
通訳さんは走って総書記を追いかけました。追いついた!というときに屈強な男(恐らく警備員)に取り押さえられ、通路のドアを閉められてしましました。
習さんは「あれ? 後ろで何か……」と振り向いたのですが、そのときにはドアは締まった後でした。
「おっかしいなぁ」とまた歩き出すのですが、途中でいぶかしそうに再度振り返ります。
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↑後方でドアが閉められたあと、習さんが振り返るところまでを捉えた動画。
習近平さんは、このあと開催された「BRICsサミット」のビジネスフォーラムに出席し、スピーチをする予定だったのですが――会場に現れませんでした。王文濤商務部長官が代理を務めたのです。
「通訳が来なかったじゃねーか」とぶんむくれたのかもしれません。
恐らく通訳さんは怒られたでしょう。しかし、警備員に拘束されたのでちょっとお気の毒ではあります。
(吉田ハンチング@dcp)