定点観測です。
2024年04月22日、韓国の関税庁が「2024年04月01~20日 輸出入動向」のデータを公表しました。
2024年04月01~20日
輸出:358億1,900万ドル(11.1%)
輸入:384億6,600万ドル(6.1%)
貿易収支(輸出 – 輸入):-26億4700万ドル2024年01月01日~04月20日 累計
輸出:1,995億8,500万ドル(8.8%)
輸入:1,931億8,900万ドル(-8.1%)
貿易収支(輸出 – 輸入):63億9,700万ドル※( )内は対前年同期比の増減
⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「2024年04月01~20日 輸出入動向」
当月中盤ですが、貿易収支は「-26億4,700万ドル」となりました。
まあこれは毎月のことで、たいてい最後の10日間で黒字にひっくり返しますので、特に心配はありません。金額が26.4億ドルと小さいですから恐らく黒字化するはずです。
注目の対中国貿易ですが、以下のようになっています。
↑黄色のマーカーが対中国輸出、赤いマーカーが対中国輸入です。輸出において、この段階で対中国の金額が第2位となっている点にもご注目ください。輸出金額第1位はアメリカ合衆国です。中国は韓国にとって最大ボリュームの対輸出国だったのですが、合衆国が最大に変化しつつあります。対中国貿易 2024年04月01~20日
輸出:68億7,000万ドル(9.0%)
輸入:82億7,000万ドル(-0.3%)
貿易収支:-14億ドル
対中国貿易は「14億ドルの赤字」です。
-26億4,700万ドルの赤字総額のうち、14億ドルですから、韓国の貿易赤字のうち、約52.9%は対中国で生じているというわけです。
中国から貿易黒字をかっぱげた時代は遠くなりました。
(吉田ハンチング@dcp)