韓国「建設中の橋梁事故」なぜ最後の1本は破損したのか

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2024年04月30日16:30頃、韓国の京畿道始興で建設中のバイパス工事現場で、橋梁天板構造物(ガーダー)が9本も崩落するという信じられない事故がありました。

上掲のような写真では、何が起こったのがよく分からないのですが、上から見ると構造がよく分かります。


↑ガーダーと呼ばれる構造物が9本全部、地上に落下しています。橋脚と橋脚の間に渡すため長さは54.9m、高さ2.8mもあります。


↑右手奥に、橋脚の上に無事に載っけることができたガーダー9本が見えます。

橋脚と橋脚の間に、9本のガーダーを渡して、その上に天板を造るという構造だったのですが、工事中にこの部分だけ全部のガーダーが地上に落下してしまったのです。

05月02日、『国立科学捜査研究院』、警察、雇用労働部、『産業安全保健公団』が崩落の原因究明のための合同調査を開始しました。

最後の1本をクレーンで載せようとしたときにガーダーで破損が発生し、すでに載っていた8本のガーダーがドミノ倒しのように落下した――と見られています。問題はなぜ最後の1本が破損したのかです。

調査団は「破損があったガーダーと関連して、コンクリートの強度および使用された鉄筋の量などについて綿密に調査する予定」としています。

また「鉄筋ヌケてました」みたいなことにならなければいいのですが。

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(吉田ハンチング@dcp)

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