韓国では「不可解な自動車の急発進事故」が発生しており、事故の原因は解明されておりません。
日本・池袋で起こった痛ましい事故と同じく、老人がブレーキとアクセルを踏み間違えたくせに「いいや、クルマが暴走した」と言い張っているだけではないのか――とも考えられます。
しかし、韓国で起こった事例を見てみると、そうとばかりも言えないのではないのか――という事例があるのです。しかし、上記のとおり検証はされておりません※。
2024年04月17日、、慶尚南道咸安郡漆原邑の交差点で『現代自動車』のSUV車「Tucson(ツーソン)」が猛スピードで走行し始め、横転して止まるちう事故が発生しました。以下がその動画です。
↑YouTube『한문철(ハン・ムンチョル) TV』「若い孫娘を乗せたまま急発進推定事故!」。このチャンネルでは、交通事故専門のハン・ムンチョル弁護士が韓国で起こった交通事故について、ドライブレコーダーの動画を基に解説を上げ続けています。
運転していたのは60代のお婆ちゃんで、2歳の孫娘を乗せていました。
孫の女の子が歌っている童謡が聞こえますが、それがやがて悲鳴に変わります。
信号が変わると、ドライバーはアクセルを踏みますが、まず前のクルマに追突、その後加速を続けて道路を逆走。トラックをかろうじて避けて右車線に入り(韓国は右側通行)ますが、速度は落ちず、路肩の交通標識に衝突して横転しました。
↑購入してから2週間しかたっていない新車は上掲のとおり完全にオシャカになりました。
警察によると、約2.3㎞を疾走し、近くの地方道交通標識に衝突、反対車線のガードレールを越えて近くの田んぼに転覆して停止。最初の追突事故と交通標識の破損など、車両6台に被害を与えました。
幸いなことに、運転していたお婆ちゃんは肋骨を折りはしたものの命に別状はなく、孫娘ちゃんも負傷で済みました。
お婆ちゃんが最初のクルマに追突してパニックになり、アクセルを踏み続けた結果ではないのか――とも考えられますが、お婆ちゃんは「クルマが急発進した」と主張しています。
※2024年04月19日、「2022年12月に発生した急発進事故」が本当に「ドライバーによる踏み間違いによるもの」だったか――の史上初「検証実験」が行われました。
(吉田ハンチング@dcp)