韓国の皆さんは借金を積み上げるのがお好きです。借金を借金で返済するのを厭いませんので、スグに多重債務者になります。
国会行政安全委員会の『共に民主党』が『韓国銀行』から提供を受けた資料によると、第2金融圏の個人投資家向け融資の延滞率がとうとう「4.18%」に達したことが分かりました。
第2金融圏は信用スコアのより低い人が借りる金融機関で、その分利息が高く設定されているのです。
驚くのは以下の数字です。
第2金融圏の個人事業主向け融資「延滞率」
貯蓄銀行:9.96%
相互金融:3.66%
与信専門金融会社:3.21%
保険:1.31%
etc.
貯蓄銀行の「9.96%」は無茶苦茶です。不良債権は大丈夫なのか――と心配になる数字です。
2015年第2四半期に記録した「4.25%」以来の高水準で、水がいよいよ喉元まで増水してきた感があります。
第1金融圏の個人事業主向け融資の延滞率も「2024年第1四半期:0.54%」まで上昇しており、これまた9年ぶりの高水準です。
スゴいのは、融資を受けた178万3,000人のうち、多重債務者(3社以上から融資を受けている者)が「57%」に達していることです。
この多重債務者比率は、2019年の「57.3%」以来の高率です。
もう何度だっていいますが、韓国の場合にはいくら徳政令(およびそれに類する債務軽減)をいくら実施しても同じなのです。
喉元過ぎれば熱さ忘れるで、また借金を積み上げるので、いつまで経っても負債が軽減されません。賽の河原のようなものです。
しかし、この債務の爆弾は金融機関の健全性を揺るがす爆発力を有しています。ほぼ6割が多重債務者……考えるだに恐ろしい現実です。
(吉田ハンチング@dcp)