『NVIDIA』「サムスン電子のプロ精神の欠如と嘘に非常に失望した」

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被害妄想じゃないのかなあ――という話です。

半導体戦争はAI分野での先陣争いが深化しており、AI需要で高付加価値製品HBM(高帯域幅メモリー)の製造が可能で、歩留まりの高いメーカーが大きな利益を上げています。

韓国でいえば『SKハイニックス』で、Money1でもご紹介したとおり、2024年第4四半期には「営業利益:8兆827億ウォン」を叩き出し、対前年同期比の増減で「+2,235.8%」という驚異的な数字となりました。

遅れを取っているのが、韓国経済の屋台骨を支えてきた『サムスン電子』です。いまだに『NVIDIA』のテストに合格できていない――という話があって、業績の先行きが不透明とも見られるのです。

韓国メディア『韓国経済』に、『NVIDIA』のジェンスン・フアン(黃仁勳:台湾系アメリカ人)CEOが、表では『サムスン電子』を褒めながら、裏に回って意地悪をしているのではないか――という記事を出しています。

『韓国経済』の被害妄想丸出しの書きよう

同記事の一部を以下に引用します。こんな具合です。

『サムスン電子』のチョン・ヨンヒョン副会長など半導体(DS)部門の経営陣が2024年09月、『NVIDIA』のジェンソン・フアン最高経営責任者(CEO)に会った後、国内半導体業界に奇妙な噂が流れた。

ファンCEOが『サムスン電子』の経営陣の前で、

『NVIDIA』はサムスン電子の顧客であって従業員ではない。何度も電話をかけてきて要求するな

と言い、また、

「『サムスン電子』の高帯域幅メモリー(HBM)製品とエンジニアを信用できない」

という発言までしたということだ。

ジェンソン・ファン、前では『サムスン電子』を褒め、後ろでは叱責する

『NVIDIA』が『サムスン電子』に侮辱を与えたのは初めてではない。

2024年02月頃には、『NVIDIA』の職員がサムスン電子にメールを送り、

『サムスン電子』のプロ精神の欠如と嘘に非常に失望した」と指摘した。

2024年11月頃には、『サムスン電子』の天安HBMパッケージングラインを実査した『NVIDIA』の職員が酷評を残して帰った。

半導体業界のある幹部は、「ジェンソン・ファンが『サムスン電子』の経営陣に『幹部が頻繁に変わるので、信頼して事業をすることができない』という話をした」と伝えた。

最近、ファンCEOが「公開の場」で話した『サムスン電子』に対する応援と激励とは180度違う雰囲気だ。

(中略)

『サムスン電子』の役職員と投資家は過去1年間、ファンCEOの言葉に「希望拷問」を受けた。

このような影響か、『サムスン電子』の最高経営陣と取締役会にも「2024年第2四半期にNVIDIAのクォル合格の可能性」、「第3四半期中には合格の可能性が高い」などの報告が上がったが、実際、現場は何度も挫折した。

『サムスン電子』は今もHBM3E 12段の再設計とクアルテストを準備している。
(後略)

⇒参照・引用元:『韓国経済』「『サムスンに何か恨みでもあるのか…』 ジェンスン・ファン、一体どうした? 波紋広がる」

2024年03月に『NVIDIA』の総帥・ファンCEOは、『サムスン電子』のHBM3E 12段製品に「JENSEN APPROVED(ジェンセン承認)」という署名をして見せましたし、2025年01月の「CES 205」では「『サムスン電子』のHBMの成功には疑いの余地がない」と発言したにもかかわらず、『サムスン電子』のことを悪く言うなんて――と非難しています。

頭がおかしいのでしょうか。

全ては、お前が「できない子だから」じゃないのか

まず本当にそんな発言があったのか?――は不明です。

しかし、本当にあったとしても――『サムスン電子』のHBMがきちんとしたクオリティーで上がってこないから、ファンCEOが頭にきているだけ――ではないでしょうか。

「できる」「できる」と連呼してできなかったら、ファンCEOでなくても、誰もが

「『NVIDIA』は『サムスン電子』の顧客であって従業員ではない。何度も電話をかけてきて要求するな」
「『サムスン電子』の高帯域幅メモリー(HBM)製品とエンジニアを信用できない」

と言うでしょう。

『NVIDIA』の職員が「『サムスン電子』のプロ精神の欠如と嘘に非常に失望した」というからには、それなりの「プロにふさわしくない精神の欠如があった」のではないからでしょうか。

ウソをつくのは朝鮮人の常なので、それには驚きませんが、ビジネスの世界でウソばかりついているなら、非難されても当然でしょう。

幹部が頻繁に変わるので、信頼して事業が進められない――というのも当然です。

ビジネスだって結局は「人」です。信頼して商売できる人こそが大事なのであって、もし『サムスン電子』がコロコロと対『NVIDIA』のフロントとなる幹部職員を取り替えているなら、文句が出ても当然です。

最後の――『サムスン電子』の役職員と投資家は過去1年間、ファンCEOの言葉に「希望拷問」を受けた――は、呆れるしかありません。

全ては、テストをクリアできるHBMが作れない『サムスン電子』のせいではないのでしょうか?

「Quartest(クアルテスト)」を今も準備しなければならないのは、『NVIDIA』のせいなのでしょうか?

オレが拷問を受けるのは、「オレがきちんとした製品を作れないからだ」と自省するのではなく、ファンCEOの言い方が悪いんだ――というのです。

朝鮮人の他罰主義(他人が悪い = オレは悪くない)が全力発揮された記事だといえるでしょう。

ファンCEOが表で『サムスン電子』を褒めるのは、「やれるんだよね!?」とプレッシャーを掛けているのであり、「できない子」に対するせめてものリップサービスでしょう。これも理解できないのも、実に韓国人らしいです。

何の裏付けもないのに「世界最高」と思い込んでいるので、批判や皮肉、あてこすりなどが全く通用しません。

ある意味「無敵の人」なわけですが、そのような状態なので、「(正直に)文句を言う」と、えっ、今までオレのことを最高といっていたじゃないか、お前は裏表があるな、ひどいヤツだ――と言い出すのです。

付ける薬はありません。

『NVIDIA』が行っているのはビジネスであり、『サムスン電子』がビジネスに足る製品を納品できないのであれば、相手にされなくて当然です。恨むのはまったくの筋違いでしょう。

『韓国経済』は、よくまあこんな記事を出すものです。

(吉田ハンチング@dcp)

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