韓国「米韓2+2会談を行う」願望を吐露。まだ長官も正式に決まっていないのに?

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韓国焦ってるな――という話です。

アメリカ合衆国のトランプ政権は高関税の猶予起源を「2025年08月01日」としました。

もう2週間しかありません。

なんとか合衆国との交渉を進めようと、とうとう大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さん率いる韓国政府は、非常に焦っています。

「米韓2+2会談」を行おう――というので、企画財政部と産業通商資源部の部長(長官)候補者を渡米させる予定だ――という報道が出ました。

「長官候補者」が合衆国に押しかけるかも……というのです。

企画財政部長官候補:ク・ユンチョル
産業通商資源部長官候補:キム・ジョングァン

――というメンツですが、まだ正式に部の長官にもなっていない人物が押しかけてもまともに相手にされないと思われますので、候補者を送るのはやめた方がいいのではないでしょうか。

さすがに韓国メディア『ヘラルド経済』では、

(前略)
官界によると、ク・ユンチョル副首相兼企画財政部長官候補者とキム・ジョングァン産業通商資源部長官候補者は、17日に予定されている人事聴聞会を通過すれば、合衆国出張を計画しているという。

ク候補者はスコット・ベセント財務長官と、キム候補者はハワード・ラトニク商務長官との面談を希望している。

企画財政部のある関係者は「(ク・ユンチョル候補者が)米国と意思疎通も必要ではないかと考えている」としながらも、「しかし聴聞会報告書がいつ採択されるかを見なければならない状況だ」と話した。

産業通商資源部のある関係者も「キム・ジョングァン長官候補者は『斗山エナビリティ』(旧『斗山重工業』:引用者注)社長在任時から海外に関心があったと聞いている」とし、「合衆国との関税交渉期限を前に、聴聞会通過後に合衆国出張を視野に入れているようだ」と述べた。
(後略)

⇒参照・引用元:『ヘラルド経済』「[단독]한미2+2 통상협상, 이달 개최 유력…구윤철·김정관, 청문회 통과시 미국행」

――と書いています。人事聴聞会をクリアしたで「2+2」を行いたい――という話ですが、恐らく合衆国の通商担当は関税猶予期限に向けて忙しいはずですが、韓国に割くような時間があるのでしょうか。


↑2025年07月11日に行われた日米韓外相会談。左が岩屋外相、真ん中がマルコ・ルビオ国務長官、「右は誰よ?」という世にも格好悪い写真。韓国では外交部の長官が正式就任していなかったので、外交部のパク・ユンジュ外交部第1次官が出席しました。

先にMoney1でもご紹介したとおり、日米韓外相会談が開催されたのですが、韓国では外交部長官がまだ正式に就任していませんので、韓国だけ外交部の第1次官が出席する――というヘンな会議となりました。

外相会談じゃねーじゃん」だったのです。

今回も「2+2」なんて看板で合衆国に押しかけるわけですが、そもそも実施できるかどうかもまだ分かりません。

韓国の世論調査によれば、李在明(イ・ジェミョン)さんの支持率は60%を超えていますが、こんなものはまったくアテにはなりません。

李在明(イ・ジェミョン)政権でも「経済がちっとも好転しない」あるいは「合衆国が韓国を見捨てる方向」というのが明らかになれば、国民の失望は大きなものになるでしょう。

そのため、李在明(イ・ジェミョン)さんとしては、なんとか合衆国に対しての行動で成果的な「爪痕」を残さなければなりません。

この韓国が希望する「2+2」は本当に実現できるでしょうか。楽しみですね。

(吉田ハンチング@dcp)

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