2026年01月09日、『韓国銀行』が「2025年11月の国際収支統計」を公表しました。経常収支は以下のようになりました。
2025年11月
貿易収支:133億920万ドル
サービス収支:-27億2,520万ドル
第1次所得収支:18億2,890万ドル
第2次所得収支:-1億7,620万ドル
経常収支(上記4つの合計):122億3,670万ドル⇒データ出典:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」
当月は経常収支は122.3億ドルという「できすぎ」な結果とななりました。これは、貿易収支が「133億920万ドル」と大きな黒字を達成したおかげです。
韓国メディアと韓国の皆さんは大喜びかもしれませんが、果たして喜べる数字でしょうか。
2022年01月~2025年11月の(国際収支統計における)輸出金額・輸入金額の推移をグラフにすると以下のようになります。貿易収支は「輸出 – 輸入」で求めます。

青い輸出金額の方は、下がった時期もありますが、こちらは戻しています。
ご注目いただきたいのはオレンジの輸入金額の方です。徐々に減少して右肩下がりとなっており、これが「できすぎ」の理由です。
貿易収支は「輸出 – 輸入」で求めますから、輸出金額が同じなら輸入が減っても貿易収支は増加します。
輸入というのは「外国からする消費」ですから、韓国は消費が弱っている、だから黒字が大きくなっているのだ――と見ることもできるのです。つまり「不況型黒字なんじゃないの」というわけです。
もっとも、輸出も増加傾向ではありますので、この先どのように輸出入の金額が推移するのか注視しなければなりません。
(吉田ハンチング@dcp)







