韓国自動車産業05月実績「北米・EU・アジアなど7主要地域で対前年同期割れ」⇒ 豪州・アフリカだけは増えた。

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2026年06月17日、韓国の産業通商資源部が「2026年05月の自動車産業動向」を公表しました。

半導体の一本足打法になっていますが、自動車産業は韓国にとって大事な輸出産業であり、裾野の広いですから雇用情勢にも関わっています。

面白い結果になっています。

2026年5月 自動車産業動向

自動車輸出(△5.9%)、内需(△10.3%)、生産(△8.2%)が減少

-環境対応車の輸出(+11.2%)と内需(+5.5%)は引き続き増加傾向-

産業通商資源部(以下、産業部)は、国内部品メーカーの火災による生産支障と操業日数の減少などにより、2026年05月の自動車輸出額が前年同月比5.9%減の58億3,000万ドルを記録し、内需販売台数と生産台数もそれぞれ10.3%、8.2%減少したと明らかにした。

01~05月の累計では、輸出額(△2.6%)と生産(△2.3%)は小幅に減少し、内需(+1.0%)は増加した。
(後略)

△はマイナスの意味です。

⇒参照・引用元:『韓国 産業通商資源部』公式サイト「2026年05月の自動車産業動向」

2026年05月の自動車産業は対前年同期比で、

輸出金額:-5.9%
国内販売台数:-10.3%
生産台数:-8.2%

と全没な結果となりました。ただし01~05月の累計で見ると、

輸出金額:-2.6%
国内販売台数:-2.3%
生産台数:+1.0%

――と、生産台数だけはプラスです。

主要輸出先別に見ると、以下のようになります。

上掲を和訳したのが以下の表組です。

区分 2025年5月 2026年4月 2026年5月 2025年5月比増減率 2026年4月比増減率 2025年1~5月 2026年1~5月 2025年1~5月比増減率
北米 3,079 3,436 3,049 △1.0 △11.3 15,498 15,627 0.8
└ 米国 2,516 2,737 2,443 △2.9 △10.7 13,177 12,539 △4.8
EU 837 828 783 △6.5 △5.5 3,184 4,160 30.6
その他欧州 518 452 447 △13.7 △1.0 3,234 2,438 △24.6
アジア 682 466 428 △37.3 △8.0 3,124 1,968 △37.0
中東 389 273 373 △4.2 36.7 2,214 1,728 △21.9
中南米 306 292 296 △3.6 1.2 1,139 1,344 17.9
オセアニア 337 357 405 20.1 13.5 1,389 1,707 22.9
アフリカ 40 58 47 16.1 △20.0 190 231 21.7

2026年05月単月で見ると対前年同期比で、

北米:-1.0%
合衆国:-2.9%
EU:-6.5%
その他欧州:-13.7%
アジア:-37.3%
中東:-4.2%
中南米:-3.6%
オセアニア:+20.1%
アフリカ:+16.1%

――となっています。対前年同期比で増加したのは、オセアニアとアフリカだけです。

オセアニアとアフリカはすごく増加しているじゃないか、と思われるかしれませんが、「オセアニア:4億500万ドル」「アフリカ:4,700万ドル」とそもそも金額が小さいので、増えたといってもなあ……なのです。

韓国の自動車産業にとって最大の市場である合衆国で微減しているのが問題です。

01~05月累計で対前年同期比の増減を見ると以下のようになります。

北米:+0.8%
合衆国:-4.8%
EU:+30.6%
その他欧州:-24.6%
アジア:-37.0%
中東:-21.9%
中南米:+17.9%
オセアニア:+22.9%
アフリカ:+21.7%

合衆国で「-4.8%」(金額は125億3,900万ドル)となっているのが痛いところです。

中国市場で回復する可能性がほぼないのと、EUが市場を保護する方向で動き出しているのが韓国の自動産業にとっての未来を暗くしています。

日本市場では全然売れませんし。

(吉田ハンチング@dcp)

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