2020年04月14日、韓国銀行はFED(Federal Reserve Systemの略称:連邦準備制度)と締結したスワップライン※を利用して、「40億ドル」分の第3次競争入札を開催しました。
6日満期:5億ドル
83日満期:35億ドル
の計40億ドル分を供給する予定でしたが、応札は以下のとおりでした。
6日満期:1,000万ドル
83日満期:20億1,500万ドル
計:20億2,500万ドル
上限額「40億ドル」に対して「20億2,500万ドル」ですので、約半分しか応札がなかったことになります。
第1次競争入札では、上限「120億ドル」に対して「落札87億2,000万ドル」
第2次競争入札では、上限「85億ドル」に対して「落札44億1,500万ドル」
第3次競争入札では、上限「40億ドル」に対して「落札20億2,500万ドル」
これまで3回の競争入札は上掲のとおりいずれも札割れです。
本当にドルが足りているのであればいいのですが。
※韓国メディアは「通貨スワップ」あるいは「通貨スワップ協定」と呼称しますが、紛らわしいのでFRB(Federal Reserve Boardの略:連邦準備制度理事会)に従って「スワップライン」「ドル流動性スワップ」と記載します。
(柏ケミカル@dcp)
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