韓国「10月15日は暗い木曜日」2週間で1,192兆が蒸発。KOSPI暗黒 7.6%の暴落

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Money1では柏ケミカルくんが毎日午前・午後にドルウォンとKOSPIの状況を紹介していますが、2026年10月15日(木)は、韓国にとって「暗い日」となりました。

KOSPIは2日続けてサイドブレーカーが発動し、午後になってからはサーキットブレイカーも発動。

09時07分頃:売りサイドカー発動
12時38分頃:第1段階サーキットブレイカー

韓国株式市場「サイドカー」と「サーキットブレイカー」は何が違う?
先にご紹介したとおり、2026年第3週は、サーキットブレイカーが2度も発動し、取引が一時中断されました。Circuit Breaker(サーキットブレイカー)は、もともと電気設備の遮断器を意味します。家庭の分電盤に付いているブレーカーは、電...

結果、15日は7.57%も急落するという結果となりました。10月02~15日のほぼ2週間で「1,193兆2,085億ウォン」が蒸発しました。

紛うことなき暴落です。

業績絶好調な半導体企業も暴落しています。『サムスン電子』は以下です。

『サムスン電子』は前日終値から「9.48%」の下落で「暴落」。

次に『SKハイニックス』は以下になります。

『SKハイニックス』は前日終値から「11.06%」の下落なので、こちらも「暴落」です。

Money1でもご紹介したとおり、KOSPIの時価総額における半導体企業関連の株価は50%水準にまでなっています。

2026年10月15日時点では、『サムスン電子』(約1,228兆ウォン)、『SKハイニックス』(約922兆ウォン)の合計で時価総額「約2,150兆ウォン」。

KOSPI市場全体で「約4,581兆ウォン」ですから、驚くなかれ、『サムスン電子』『SKハイニックス』だけで約46.9%にもなります。

上記のとおりKOSPI市場全体の時価総額のほぼ半分が『サムスン電子』『SKハイニックス』の株価が占めており、何を意味しているかといえば――KOSPI全体がこの半導体企業の株価によって大きく揺さぶられる――ということです。

今回の暴落を考えるうえでは、韓国の株価指数が韓国経済全体の動向というより、事実上、サムスン電子とSKハイニックスの株価動向に強く左右される構造になっていることが重要です。

先記事でご紹介しましたが、外国人投資家が再び韓国株式を大量売却に動き出しています。

ここで重要なのは、合衆国で金利が上昇していることです。お金は「より増える方向」に動きますので、韓国株式を売却して資金を合衆国に移動するのは自然な成り行きです。

今回のKOSPI暴落については、以下の三つの動きが重なっている可能性があります。

1.米国債利回りの上昇
比較的安全な米国債でも高い利回りが得られるなら、価格変動リスクの大きい韓国株式を保有する魅力は相対的に低下します。

2.ドル高・ウォン安への警戒
韓国株が値下がりしなくても、ウォンが下落すれば、ドルで運用成績を評価する外国人投資家には為替差損が生じます。

3.半導体株への集中投資の巻き戻し
サムスン電子とSKハイニックスの株価が下落すると、韓国株全体への投資比率を引き下げる動きが強まりやすくなります。

特に厄介なのは、株価下落とウォン安が互いを増幅する可能性があることです。柏ケミカルくんが記事にしているとおり、実際ウォン安方向に動き出しています。

間もなく2026年10月第3週目・最終日の幕が上がります。

(吉田ハンチング@dcp)

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