韓国の政界について語ることは、もはやほとんど意味はありません。しかし、知っておくことには意味があるかもしれません。

↑2025年10月13日、(よせばいいのに)国政監査に出席した曺喜大(チョ・ヒデ)院長。『共に民主党』議員のばかばかしい質問にさらされ、疲労困憊。「もう帰りたい」という顔に見えます。
2026年10月27日、与党に成り上がった『共に民主党』は、議員総会で曺喜大(チョ・ヒデ)大法院院長の国政調査を推進することを決定しました。
これは曺喜大(チョ・ヒデ)大法院長を弾劾訴追するための前準備です。直ちに弾劾訴追に踏み切ると、違憲・違法行為の根拠不足で棄却される恐れがあるため、先に調査で証拠を確保するという(姑息な)判断です。
では、なぜ曺喜大(チョ・ヒデ)さんは弾劾されそうになっているのでしょうか?

↑2026年の国政監査にも(よせばいいのに)出席した曺喜大(チョ・ヒデ)院長。2026年10月06日、曺喜大(チョ・ヒデ)大法院長は、他の出席者が証人宣誓のために起立した際も着席したままで、宣誓に参加しませんでした。「証人宣誓をしないということですね」と確認された曺喜大(チョ・ヒデ)院長は、「先ほど冒頭のあいさつで申し上げたとおり、宣誓や証言はできない旨を申し上げます」と答えました。
すべては李在明(イ・ジェミョン)のために!
李在明(イ・ジェミョン)氏に不利な判断を下した大法院のトップであり、政権発足後も大法官人事で大統領の要求に従わないからです。
要するに「李在明(イ・ジェミョン)の言うことを聞かない」「李在明(イ・ジェミョン)が監獄に行く可能性がある」というの理由で、以下の3点を問題点としています。
第1に、李在明氏の公職選挙法違反事件を、有罪の趣旨で差し戻したことです。
2025年05月01日、曺喜大(チョ・ヒデ)大法院長が裁判長を務める大法院全員合議体は、李在明氏を無罪とした二審判決を破棄し、ソウル高裁に差し戻しました。これは李在明(イ・ジェミョン)にとって、政治生命に関わる重大な打撃となる判断でした。
共に民主党側は、判決の内容だけでなく、大統領選を前にした審理・判決の速さを問題にし、「選挙への介入」「政治的中立義務違反」と批判してきました。この判決への反発が、曺喜大(チョ・ヒデ)さんを退任させようとする動きの出発点です。
現在も『共に民主党』内で弾劾理由として挙げられています。
第2に、大法官人事をめぐり、政権の要求を拒んでいることです。
曺喜大(チョ・ヒデ)院長は2026年09月22日、大統領側による「別の大法官候補を改めて推薦するよう求める要求」に応じないと表明しました。
要求文書には具体的な理由と憲法上の根拠が示されていない、という説明です。大統領府側は、これを大統領の任命権を無力化する行為だと批判しました。
大法官の任命には大法院長の推薦が必要なため、この対立は政権にとって実際の人事上の障害になります。曺氏の退任は、政権にとって大法院長と大法官の人事を進めやすくする政治的利益があります。
第3に、政権・与党に不都合な裁判への不満が、大法院長への攻撃に集約されていることです。
直近では、呉世勲(オ・セフン)ソウル市長の二審無罪や、金建希(キム・ゴンヒ)さんの拘束期間満了に伴う釈放の可能性が、党側の反発を強めたと報じられています。
『共に民主党』は金建希(キム・ゴンヒ)さんの追加拘束令状の発付を要求し(呆れることにまだやってる)、予想と異なる結果なら大法院・大法院長の責任を問う可能性にも言及しました。これは、個別事件の結論と司法トップの進退を結び付ける姿勢です。
一方、『共に民主党』の公式な説明は、政治介入・権限乱用の疑惑、戒厳時の対応、大法官候補の推薦問題、国政監査での宣誓拒否、業務推進費・現金激励金の執行疑惑を解明する、というものです。
10月27日の党公式発言にも明記されています。これらは調査を求める側の主張であり、違法行為が確定したということではありません。
李在明(イ・ジェミョン)さんが不利にることへに反発――というのが「曺喜大(チョ・ヒデ)弾劾訴追」の核心です。
ばかばかしいでしょう?
『共に民主党』議員の皆さんは(もちろん一枚岩ではありませんが)李在明(イ・ジェミョン)のようなどうしようもない人物(前科四犯・天性のウソつきにしてポピュリズム政治の権化・経済的無知蒙昧)をかばって何をしようというのでしょうか。
韓国は、こういうばかばかしい国なのです。
曺喜大(チョ・ヒデ)さんは1957年06月06日生まれなので、2027年06月06日に満70歳に達するため、任期6年間を全うせず、約3年6カ月で退任する予定なのです。
(吉田ハンチング@dcp)

