2020年07月17日(金)が締まりました。ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
残念ながら陰線となり、ウォン高方向へ進行しました。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
天地4ウォンない狭いレンジでの戦いで、極端にヒゲが長いローソク足が多数出現しています。
「1ドル=1,203.34ウォン」からウォン安方向へ進行し、一時は「1ドル=1,206.92ウォン」まで達しますが、「1ドル=1,207ウォン」を超えることができず下落(ウォン高方向へ進行)。
「1ドル=1,203.8ウォン」をつけてから再上昇(ウォン安方向へ進行)。途中、まるで踊り場のように平らなプライスアクション(「A」ポイント)を経て、およそ「1ドル=1,205.5ウォン」まで上昇します。しかし、ここで上昇力を失い、下落。
最終盤は出来高も非常に少なくなって、値動きも荒くなりますが、なんとか「1ドル=1,203.94ウォン」で幕となりました。
まるで「踊り場」のようになった「A」の部分を拡大してみると以下のようになります。
以下は『TradingView』の「1分足」チャートで見た同じ「A」の部分です。
出来高が少なく、値が天地にほとんど動かないという時は確かにあります。ありますが、いわゆる「ヨコヨコ」にしてもこれは極端です。2時間ほど切りそろえられたように値が動きませんでした。非常にレアなプライスアクションだったといえるでしょう。
また、出来高が非常に少なくなった最終盤のプライスアクションは荒く、ぐだぐだでした。以下は拡大した1分足のチャートです。
大きく動くかと思えば値は飛ぶしでパラパラです。
ウォン安方向に反発した週でした
これで2020年07月第3週が締まりましたので、「週足」で見てみます。週足はローソク足1本が1週間の値動きを示します。
週足で見ると、2020年07月第3週目は「3.32ウォン」のウォン安が進行しました。ウォン高進行で来ていたところを少しウォン安方向へ反発した週だったわけです。ウォン安推進派としては、ローソク足の上がかなり削られてヒゲになってしまったのが残念ですね。
さて、2020年07月第4週目はどのような展開になるでしょうか。またまた随時記事を制作しドルウォンの状況をご紹介するようにいたします。
追記
2020年07月20日(月)の市場が開きました。10:17現在のドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)