韓国の実体経済の悪化具合は日本にはあまり知られていません。しかし、先にご紹介したように韓国の今年の経済成長率の予測は、どの機関が発表するものもどんどん下がっています。
――なのですが、ここにきて世界的な信用格付け会社『S&P』は、韓国の今年の経済成長率(GDP・国内総生産)の予測を小幅ながら以下のように引き上げたのです。
従来予測:-1.5%
今回予測:-0.9%
今回予測:-0.9%
「0.6ポイント」の引き上げですが、これが「良かった!」では済まなくて――続きがあります。
その換わりなのかなのかなんなのか、来年の韓国の経済成長率予測は逆に以下のように引き下げました。
従来予測:4%
今回予測:3.6%
「0.4ポイント」引き下げています。
関西の方なら「どないやねん!」と突っ込むところかもしれません。
さて、韓国の国内機関はじめ国際機関、格付け会社と予測も出そろった感がありますが、どの機関が一番正確に韓国の経済成長率を当てることができるでしょうか。
(来年になりますが)締まったところで検証してみたいと考えております。
⇒参照:『毎日経済』「S&P、今年の韓成長率見通し-1.5%→-0.9%上方修正」
(吉田ハンチング@dcp)