韓国株式市場は、個人投資家によって支えられています。外国人投資家・機関は売り越しですので、個人投資家のお金の突っ込み方は尋常ではありません。
以下の2020年10月15日までのプレーヤー別売買動向をご覧ください。
個人投資家:63兆9,732億ウォン(約5兆9,013億円)
外国人投資家:-24兆1,390億ウォン(約2兆2,267億円)
機関:-38兆9,452億ウォン(約3兆5,925億円)
外国人投資家:-24兆1,390億ウォン(約2兆2,267億円)
機関:-38兆9,452億ウォン(約3兆5,925億円)
※「1ウォン=0.0922458円」で換算
外国人投資家と機関がこれだけ売り越しているのに、
KOSPI(韓国総合株価指数):7.4%上昇
KOSDAQ(韓国総合株価指数):26.1%上昇
KOSDAQ(韓国総合株価指数):26.1%上昇
と上昇しています(同期間)。個人投資家のお金の突っ込みが支えているのです。
さらに先にもご紹介したことがありますが、「西学アリ」と呼ばれる海外株式・ETF市場に狙いを定めた個人投資家もいて、以下の金額を投じています。
2020年10月14日まで累積金額:148億6,933万ドル
(日本円で約1兆5,672億2,738万円/「1ドル=105.40円」で換算)
(日本円で約1兆5,672億2,738万円/「1ドル=105.40円」で換算)
アメリカ合衆国の株式にお金を投じるのは悪い判断ではないでしょう。ほっとけば右肩が上がってきた市場なので。ただし、世界を股に掛ける高利貸し「IMF」(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)のディレクターが警告するとおり、新型コロナウイルス騒動によって、「実体経済と金融市場で乖離(かいり)」が生じています。
株式・ETFなど資産が大きく下がる調整局面がくる可能性があるので、それには注意しなければならないでしょう。
⇒参照・引用元:『毎日経済』「돈 좇아 해외주식 투자하는 한국개미들…안사면 바보?」
(吉田ハンチング@dcp)