『韓国銀行』から出た「金融為替市場の動向」データをご紹介します。韓国の株式・債券市場で外国人投資家の資金がどのように動いたのか、2020年12月分が明らかになりました。
以下です。
外国人による韓国証券投資の資金
2020年12月
株式:-21.9億ドル
債券:-1.7億ドル
小計:-23.6億ドル2020年累計
株式:-182.4億ドル
債券:217.1億ドル
小計:34.7億ドル
2020年12月
株式:-21.9億ドル
債券:-1.7億ドル
小計:-23.6億ドル2020年累計
株式:-182.4億ドル
債券:217.1億ドル
小計:34.7億ドル
2020年12月、ついに外国人投資家は韓国の株式・債券共に売り越し、計「23.6億ドル」(約2,452.3億円)の純流出となりました。
これで2020年の通年が締まりました。直近3年で比較すると以下のようになります。
2018年 | 2019年 | 2020年 | |
株式 | -56.6億ドル | 20.0億ドル | -182.4億ドル |
債券 | 139.1億ドル | 81.6億ドル | 217.1億ドル |
小計 | 82.5億ドル | 101.6億ドル | 34.7億ドル |
2020年はここ3年の中で最も外国人投資家による資金流入が少なく、わずか「34.7億ドル」にとどまりました。
それというのも韓国株式を「182.4億ドル」(約1兆8,954億円)も売り越したせいです。
ちなみに債券を「217.1億ドル」(約2兆2,559億円)も買い越していますが、これについては利子を付けて外国人投資家の皆さんに返済しなければなりません。債券ですからね。
外国人投資家の2020年のセルコリア(韓国売り)はこのような結果となりました。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2020年12月の国際金融・為替市場の動向」
(吉田ハンチング@dcp)