小ネタかもしれませんが、もしかしたらこれから重要なポイントになるかもしれませんのでご紹介します。
何度かご紹介しておりますが、韓国のお金ジャブジャブ状況が過剰になって暗号資産の価値まで膨らませています。
下がったらどうするんだという話なのですが、さすがに韓国政府も危惧しているらしく、金融委員会で暗号資産についてが話し合われています。で、
暗号資産に投資して損失を被っても政府は知らないよ
というキッパリした発言があったことが分かりました。本件を報じた韓国メディア『亜州経済(日本語版)』の記事から一部を引用します。
金融委員会の殷成洙(ウン・ソンス)委員長は仮想通貨に対し、「投資家保護案などについて多角的に検討しているが、(原論的に)本人が投資して損失が出るものまで政府が保護することはできない」と主張した。
殷委員長は22日、国会政務委員会全体会議で国民の力のカン・ミングク議員の質疑に対し、「仮想通貨は認められない仮想資産」とし、「株式市場と資本市場は投資家を保護するが、仮想資産(投資)に入った人まで投資家を保護しなければならないということに対しては考え方が違う」と述べた。
(後略)
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による
「仮想資産」というのは面白い言い方です。殷委員長は恐らく「脳内資産」みたいなイメージで発言していらっしゃるのではないでしょうか。つまり、あるのやらないのやら分からん、と。
色即是空 空即是色
みたいで哲学的です。あるといえばある。ないといばない。禅ですし、中二病的でもあります。
資産価値の調整局面に入ったら、阿鼻叫喚の地獄絵図になるかもしれませんが、そのときのために韓国政府は今からくさびを一本打ちました。
「仮想通貨」ではなく「暗号資産」 と呼ぶ
ビットコインが4,000ドルを割り込んで低迷を続けていますが、仮想通貨の法律上の呼称が変更されているのをご存じでしょうか?昨年2018年の12月、金融庁はいわゆる仮想通貨の呼称を「暗号資産」とするとしました。この変更は、法定通貨との区別を明...
(柏ケミカル@dcp)